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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/689-692 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第097回 翌朝。シャワーを浴びに行っていた加奈子が裸のまま俺の自室へと駆け戻ってきた。経血が止まったので抱いてくれと言う。 試しにM字開脚させて確認すると申告通りであり、俺はまず衣装を身に着けさせることにした。 渡したのは加奈子専用に購入しておいた猫耳カチューシャと赤いランドセルだ。 その格好でベッドの上に四つん這いにさせ、猫の鳴き声以外喋るなと告げてから後背位で膣を犯すと、加奈子はすぐに心地よさそうに喘ぎ始めた。 「にゃあんっ……んにゃあっ……にゃああっ……ふにゃあっ……にゃううっ……」 「んだよ? そんなに気持ちいいのか? マンコ汁、すげえ量だぞ?」 「にゃうあっ……ふにゃうっ……くにゃあっ……にゃふあっ……はにゃんっ……」 俺の抽送に合わせて小さな尻を自ら揺らしながら、加奈子は既にプルプルと総身を痙攣させている。 久し振りの性交を満喫しているようだが、俺としては少し物足りない。と言うのも、尻尾付きの振動アナルプラグを買っておくのを忘れていたからだ。 鈴の付いた首輪も欲しい。猫耳の色に合わせ、黒のニーソックスも次回までに用意しておいた方がいいだろう。 「んにゃああっ……ふにゃあうっ……にゃふはあっ……にゃおんあっ……」 手での奉仕がさせ難くなるのでグローブは不要だ。黒の下着は各種取り揃えてある。 後は乳首だが、以前ネットでハート型の黒ニプレスを見掛けたことがあった気がする。あれはどこのショップだったろうか? 「んくにゃあっ……ふうかはあっ……くふはうあっ……お兄ちゃんもうダメえっ……かはひうあっ……加奈子イっちゃうっ……はひうふあっ……オマンコイっちゃうよおっ……」 いずれは桐乃や瀬菜にも猫の格好をさせ、取っ替え引っ替えというのも面白そうだ。 そうなると各々メインカラーを設定しておいた方がいい。他の衣類などを買う時にも色で迷わなくて済む。 そうなると黒は名前通り先々の黒猫用にして、加奈子はピンク、桐乃は髪に合わせてブラウンかオレンジ、あやせは紺が似合うだろう。瀬菜には赤が合いそうだ。麻奈実には黄色でいいか。 「あふひくあっ……オマンコイくうううううっ! ひはくへえっ……早く出してえっ……ふへはうあっ……臭チンポ汁出してえっ……んひあふうっ……加奈子のこと妊娠させてええっ!」 膣内が収縮を繰り替えしているのに気付き、俺は我に返った。加奈子は前屈姿勢で尻を突き出したまま、息も絶え絶えになっている。 鳴き真似も腰使いも勝手に止めていたようだが、まあ、勘弁してやろう。俺は腰を加速させ、精液放出の準備に取りかかった。 「おらっ、加奈子っ、どこに欲しいか言ってみろっ」 「かひはへあっ……それ気持ちいいっ……はひくふうっ……そのまま子宮突っついてえっ……あひふくあっ……そんで一番奥で出してえっ……んくきひいっ……一番奥でええっ!」 「ここか? おらっ」 腰の動きを止めて尻を抱え、子宮口の感触を確かめながら精液をぶち撒けてやると、加奈子は珍しく全身を跳ね上げた。 「んはぎふひいいっ……またイくイくイっちゃううっ……オマンゴイぐうへひくほふあっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第098回 その後は桐乃も部屋に呼んで3Pとなった。 左右から陰茎を舐めさせて各々の顔に精液を掛け、ベッドの上で抱き合わせて上下に並んだ膣を交互に犯し、 互いの顔の粘液を舐め取りながら乳首と陰核を擦り合わせるように指示を与えると、二人は共に潮を噴いて何度も何度も繰り返し果てた。 それでも桐乃と加奈子は飽くことなく、俺の休憩中もシックスナインの体勢になり、相手の膣内の精液を啜り取っては新たな愛液を漏らし続けていた。 一頻りそんな時間を過ごした後、揃ってシャワーを浴びてからリビングで食事を取っていると、不意に桐乃が意味深な笑みを浮かべて俺と加奈子を見比べてきた。 その媚びて誘うような愛想笑いに、加奈子は気分悪そうに眉をひそめた。 「あに? 桐乃? 喧嘩売ってんなら買ってやんよ?」 「喧嘩なんか売んないよぉ。加奈子に、お・ね・が・い・があんの。あと、兄貴にも」 「俺にも? 何だ、まだヤリ足んねえのか?」 「それもあるけどぉ。ねえ、加奈子。ブリジットちゃん、今度家に連れてきてくんない?」 「はァ? どゆこと? お兄ちゃんが言うなら判っけど」 「だって可愛いじゃん。あたし、お友達になって一緒にお風呂とか入りた~い。それと――」 桐乃は一旦言葉を切り、俺を見つめてニヤリと笑った。 「あの子が兄貴にチンポ入れられてぇ、よがるとことか見てみた~い。ね、いいでしょお?」 俺は思わず頬を引き攣らせた。確かにブリジットは美少女だが、性対象としては幼過ぎる。 先行きを楽しみにしつつ現時点から色々と教え込むのも面白そうではあるが、まだ性感も発達していないような相手に快楽を教え込むには手間も掛かるだろう。 「可愛いとは思うけど、まだ早いだろ? あの子を相手にすんだったら、精々二、三年後だ」 俺がそう言うと、桐乃は横に首を振った。 「今だからいいんじゃん。外人は劣化が早いんだかんね? 今の内にチンポの味覚えさせて、 セックスして欲しかったら容姿に気を配れ、って教え込んでやった方があの子の為じゃん?」 「セックスに関係なく、気を配れって言ってやるだけで済む話だろうが」 「そーそ、お兄ちゃんの言う通り。別に今すぐチンポの味とかいらなくね?」 俺と加奈子の言葉に桐乃は一瞬たじろいだが、すぐに身を乗り出して言い返してきた。 「い・る・のっ! 今すぐチンポがいるのっ! 必要なのっ! セックスで喜ぶようになった後じゃなきゃ、あたしがペニバンで犯しても詰まんないじゃんっ!」 「……」 「……」 「……えっ? あっ、えっと、その……」 本音を漏らしてしまったことに気付いたのか、桐乃は失態を恥じ入るような表情で頭を掻いた。 「……お兄ちゃん、ど~する? 加奈子は別に構わないけど?」 「……あの、んと、あ、あの子の処女は前も後ろも兄貴にあげるからっ、ねっ?」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第099回 桐乃の嘆願は延々と続き、勝手に犯したりしないことを条件に、俺はその意見を受け入れることにした。 が、話の途中で俺はその口調から加奈子がブリジットを敵視していることに気付いた。 理由を聞いてみたところ、真面目振っていて癇に障るのだと言う。 嬲らせるつもりはないと俺が言うと、加奈子は少しばかり拗ねながらも指示には従うと誓った。 ならば何も異存はない。調教開始時期は黒猫陥落後とし、家に呼び入れる方策については加奈子に一任することにした。 一応はこれで七人目の目安が付いた。多少不本意な流れではあったが、沙織とブリジットを比べれば後者の方が俺の好みではある。 色々と面倒なこともあるだろうが、ここは前向きに考え、幼女の性奴隷が手に入りそうな状況を喜んでおくべきだろう。 残る問題は二つだ。一つ目は先々全員同時に犯せるよう各自を諭しておくことだが、この点について不安はない。 既に瀬菜と黒猫のことは加奈子にも伝え、了承を得ている。後は現在隷属している四人に、あやせ、黒猫、ブリジットの調教を手伝わせれば、済し崩し的にどうにかなる筈だ。 ブリジットのことを伝えた時に瀬菜がどんな反応をするかは不明だが、桐乃に話させれば先日のように上手くやってくれるだろう。 二つ目は今後の為に金銭を得る方法だ。こればかりは幾ら考えても良案が浮かばない。 試しに金策について二人に尋ねてみると、顔にモザイクを掛けてくれるなら性交時の動画を売ってもいいと桐乃が言い出し、加奈子もその意見に頷いた。 が、それは拙い。販売した物がこちらの弱みになる可能性があり、場合によっては流通に関して堅気でない人間が出てくる恐れもある。 他にも合法ドラッグやコスプレDVD、使用済下着の販売、美人局など色々と意見は出てきたものの、どれも名案とは言い難い。 仕方なく俺はあやせの母親の件を二人に話し、感想を聞いてみることにした。 「それでこの前、あやせのお母さんのこと聞いてきたの? ん、まあ、いいいんじゃない?」 「加奈子も賛成―っ。家の中滅茶苦茶にしてやりた~い」 「んじゃ、取り敢えずはその案で進めっか。けど、あやせを堕としてからの話だしなあ。結構時間喰いそうだな」 俺がそう言うと、二人は真顔で身を乗り出し、左右から俺の目を見つめてきた。 「すぐに必要なの? 幾ら? あたし結構貯金あるよ?」 「加奈子も出す出す。ウチのバカ親、気前だけはいいから」 「それは駄目だ。金策には協力して貰うけどな。お前らの金はお前らで使え」 「……ん、判った。でも、ほんとに必要な時は言ってよね?」 「お兄ちゃん、その時は加奈子にも言ってよ?」 俺は二人を左右の腕で個別に抱きしめてやった。 「ありがとな。でも、まだ手持ちもあるし、どうにかなるから心配すんな」 そう告げると、桐乃と加奈子は俺の頬に同時に口付けをしてくれた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第100回 翌日の終業式の後、俺は瀬菜と駅前で待ち合わせ、新生活の為の買い物に付き合うことにした。 ホームセンターや家電屋等を回り、持てる荷物は両手に抱え、大きな物は配達の依頼をしておく。 瀬菜の様子は明るく、赤城に対する負の感情は全く見受けられなかった。 「それで先輩、明日は何時頃来ます? 桐乃さんとお友達も来るんですよね?」 祖母宅に手荷物を置いた後で、瀬菜はそう尋ねてきた。 当初の予定では俺、桐乃、加奈子、麻奈実、そしてあやせも連れて来るつもりだったが、少しばかり事情が変わっている。 俺は済まなそうに頭を下げてから、宥めるように言葉を掛けた。 「それがな、ちょっと用が出来ちまってさ。俺、来れそうもねえんだよ。悪い」 「えっ? そうなんですか? ……残念です」 「その代わし、桐乃と、その友達の加奈子、それと、この前会った麻奈実に手伝わせるから」 「……全員、先輩と、その、関係があるんですよね? それなのに先輩がいないなんて……」 「来れるようだったら来るからさ、本当にごめん。勘弁してくれ。な?」 謝ってから唇に短くキスをしてやると、瀬菜は仕方なさそうに頷いた。 「……でも、先輩? 今日はもう少しいられるんでしょ?」 セーラー服姿のまま身を寄せてくる瀬菜の髪を撫でながら、俺は言い聞かせるようにゆっくりと囁いた。 「ああ。でも尿道オナニーは勘弁な?」 「……ちぇっ。じゃあ、普通のなら見せてくれます?」 「この前見たろ? もっと他にねえのかよ? 映画見るとか、って、まだテレビとか届いてねえか。となると、なんだ、お茶飲みながら話すっとか」 俺の言葉に瀬菜は驚いた顔をし、次いで納得したように首肯した。 「なんだ、そういうことでもいいんですか。じゃあ、ゲームでもします? ノートパソコンなら持ってきてますし。『学園ヘブン』と『ホモゲ部』、どっちがいいですか?」 俺は眉間に皺を寄せた。どちらも聞いたことのないタイトルだが、後者は間違いなく却下しておくべきだろう。前者も何となく嫌な予感がする。 「それってどんなゲームだ? ボーイズラブとかじゃねえだろな?」 「『学園ヘブン』はそうですけど、『ホモゲ部』は違いますよ? そんな温くありません。こんなこと言ったら何ですけど、先輩に買って貰ったゲームよりシナリオもCGも凄いです。 神ゲーと呼ぶべきガチホモゲーで、特に輪姦シーンは必見です。涎以外にも色んなものが漏れちゃうこと間違いなしです。ああっ、思い出しただけで……えへっ、うへへへへへっ」 鼻息荒く説明する瀬菜を見て、俺は肩を落とした。どうしてそんなゲームを一緒にやらなければならないのか? 矢張り腐女子の発想は理解の範疇の外だ。 「どっちもパス。つーか、電気来てんのか? 水道とガスは? 汗かいたし、入れんだったら風呂とかどうだ?」 「なんだ、やっぱりそういうことの方がいいんじゃないですか。じゃあ準備しますね?」 そう言って自分のバッグから綿棒の束を取り出した瀬菜の後頭部を、俺は軽く引っ叩いた。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/24-28 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第059回 性交をしないで四日目、木曜日ともなると桐乃は朝から不機嫌だった。ちょっとしたことで睨む、怒鳴る、物を叩きつけると言った具合で、以前の態度そのものだ。何かストレス発散の方法でも考えてやろうと思い、俺は麻奈実を金曜の夜から日曜日の朝まで桐乃の部屋に泊めることにした。幸い麻奈実の家族には信頼されているので無理な話ではない。 二人は初対面ではないが、ほとんど話したことはなく、いずれ並べて楽しむためにも親睦を深めさせ、桐乃には麻奈実相手に愚痴でも言わせて鬱憤晴らしをさせてやるつもりだった。桐乃が一方的に麻奈実を嫌っていることは知っていたが、説得すればいい。そう思って話したところ、桐乃は不貞腐れながらも俺の案を了承した。ついでに麻奈実とも肉体関係があることを話し、今後も関係を続けることを認めさせておいた。麻奈実も桐乃とは仲良くしたいとの事で、二つ返事で家の了解を取ってきた。 金曜日の夜には三人で食事をし、個別に風呂に入って就寝となった。二人は多少ぎこちないものの、それほど険悪な雰囲気でもなく、俺は桐乃と麻奈実との3P時に何をするかを考えながら、自室で安らかな眠りに就いた。 そして土曜日の朝。料理上手な麻奈実に朝食でも作ってもらおうと、桐乃の部屋のドアを開けた途端、俺は異様な光景に出くわした。 「いい気になって泊まりにくるなんて、バッカじゃないの? 聞いてんの? ねえッ!」 「おらおらおらおらっ、もっとケツ振れ、この雌ブターっ! お兄ちゃんに色目使いやがって、調子に乗ってんじゃねえぞっ、判ってんかっ、こらァ!」 「んぎびあぁ……ごめんなざいぃ……あぎびぐあぁ……ごめんなざいぃ……」 いつの間にか加奈子が来ていて、ベッドの上で桐乃と共に裸の麻奈実を嬲っていた。桐乃はショーツ一枚の姿でペニスバンドを着け、四つん這いになった麻奈実の菊門を後ろから責め、加奈子は全裸で同じくペニスバンドをつけてベッドに仰向けになり、麻奈実の膣を突き上げている。見ると、麻奈実の両手首には縄が結ばれており、ベッドの支柱へと繋がれていた。縄と二つのペニスバンドは、先々のあやせ攻略用にと予め二人に渡しておいたものだ。 「……おい」 「あれ、来てたんだ? 朝ご飯? もちょっと待ってて」 「あっ、お兄ちゃん、おっはよ~ん。一緒に遊ぼ」 「はぎゃあぎあっ……だじげでぇ……ひぐがばああっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……」 三者三様の答えが返ってくる。桐乃と加奈子は淡々としているが、麻奈実は泣き顔で息も絶え絶えだ。とは言え、試しに近寄って覗き込んでみると、両乳首は目玉クリップで挟み潰されていて勃起状態は不明だが、陰核は包皮から突き出して大きく勃起し、淫裂からは愛液をダラダラと垂れ流している。 「桐乃、加奈子、何やってんだよ」 「だってさぁ、ねえ、加奈子」 「そうそう、この雌ブタ生意気なんだも~ん。こんな身体しやがって、加奈子に対する嫌味かッ! おらッ! このぶよぶよとデカ尻は嫌味なのかよッ! 謝れッ!」 「んぎひゃあげはぁ……ごめんなざいぃ……あひあひぃへあっ……ごめんなざいぃ……」 まあ、相性はいいのかも知れない。意地悪そうに笑う加奈子はともかく、桐乃はすっきりとした顔をしているし、苦悶に顔を歪めている麻奈実も快感を得てはいるようだ。いつかは調教を桐乃と加奈子に任せるつもりでいたし、麻奈実に実妹との関係を説明して納得させる手間も省けたし、別にいいか。 「じゃあ、加奈子の分も朝飯作っとくから。程々にな」 「えっ? ご飯作ってくれんの? あたしの当番の日なのに? 混ざんないの?」 「お兄ちゃ~ん、加奈子としようよぉ。今日は泊まれるよぉ」 「ぎびあがあっ……ぎょうぢゃんだじげでぇ……んごぐげはあっ……だじげでえぇ……」 「何が、た・す・け・て、だっつーの。こんなにオマンコ汁漏らしちゃってさ。ほらッ!」 「おらおら、何回イったか言ってみろや、あァ? おらっ、言えッ!」 「あぎあぐがはぁ……じうなながいでずううっ……んごはぎああっ……じうなながいいいぎまじだああっ……うがぎびあがああっ……もぶ許じでぐだざいいいいいっ……」 「飯の準備して喰ったら、用があっから出かける。夕方には戻ってきて混ざるから、それまでは好きにしろ。それと、クリップがまだあんならクリトリスにも付けて潰しとけ。但し、麻奈実を完全に壊すなよ?」 そう言って部屋を出てドアを閉め、俺は朝食を作る為に階下へと向かった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-1 「やっぱり先輩は攻めが似合うと思うんですよね。受けは、あたしのクラスの男子です。ほら、ここ。こんな感じで男子を順番に犯していく先輩、激萌えです」 先日のレンタルルームの中、瀬菜は嬉々とした様子で頼んでもいないイラストの解説をし始めた。昨晩、珍しく携帯に電話があり、暇ならば見て欲しいものがあると言ってきた時には何事かと思ったが、どうやら俺の手にしている数枚のケント紙を見せたかったらしい。そこには男同士が裸で絡み合う、俺としては吐き気を催しそうなイラストが描かれている。が、それは何とか我慢してもいい。我慢できないのはモデルが俺だということだ。当然、裸どころか想像上の陰茎まで描かれている。まさか瀬菜にこんなセクハラを受けるとは思っていなかったので、俺は一頻り唖然としていた。 「これはスキャナで取り込んで彩色して、あたしのHPで公開するつもりです。で、こっちは先輩のお尻にもバイブレーター入れてみました。ほら、ここです、ここ」 「……おい、瀬菜ちゃん」 「えっ? なんですか? もしかしてお尻に入れるの、プラグとかの方がよかったですか? まさか、受けがよかったとか? ダメですよ、先輩は攻めです」 真剣な顔で言い放つ瀬菜を見ると、怒る気にも、この場で強引に犯す気にもなれない。素直に家で4Pをしているべきだった。 「……こういうの描く時には、俺じゃなくて赤城とかをモデルにしてくれよ」 この精神的虐待から逃れられるのなら、赤城の立場を多少回復させてやってもいい。 「嫌ですよ、あんなの。大っ嫌いですから。描きたくもありません」 拗ねた口調と不貞腐れた素振りを見ると、今では心底赤城のことを毛嫌いしているようだ。だが、不信感を抱くように計らったのは一週間前だ。事の展開が早過ぎる。 「どうした? 何かあったのか?」 「べ、別に何もありませんよっ。それよりちゃんと見てください。正直な意見が聞きたくて、こうして先輩にお見せしてるんですから。ほら、これも」 少し焦った様子で、瀬菜はショルダーバッグからクリアケースを取り出した。中に入っているのは同種のイラストだろう。今のところは深く追求せず、話を合わせてやった方がいいか。望み通りに正直な意見を聞かせてやろう。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第060回-2 「チンポ」 「はひぃ?」 俺の言葉に瀬菜は素っ頓狂な声を上げ、クリアケースから紙を取り出す姿勢のままで固まった。 「だからチンポだよ、チ・ン・ポ。これな、このイラスト、こっちもそうだけど、こんなチンポの奴なんかいないぞ? あとこっちのキン玉袋な、これじゃ狸だ」 「ちょっ、ちょっとっ、そんな言葉繰り返さないでくださいよっ!」 瀬菜は顔を真っ赤にしながら俺を睨み付けてきた。てっきり腐女子ということで淫語は標準装備だと思っていたのだが、オプション追加の必要があるらしい。しかし、実際に描いておきながら今さら言葉で驚くか? 「じゃあ何て言えばいいのかな? 瀬菜ちゃんはいつも何て言ってんだ?」 「い、いつもなんて言ってませんっ。……そ、その、お、おちんちん、とか……」 「じゃあ、そのおちんちんな、イラストは上手いと思うけど、おちんちんに違和感があんだよな。正直に言うと、おちんちんが細長過ぎて触手みたいだ。まあ、こういうおちんちんが好きなら別にいいんだろうけどさ。おちんちん、ちゃんと実物を見たことあんのか? おちんちんの実物を」 「な、何度も言わないでくださいっ。あ、ありますよっ、見たことありますよっ。その、あの、子供の頃に、父のとか、兄のとか……」 そのまま瀬菜は言葉を詰まらせ、弱々しく項垂れた。このまま話を誘導し、俺の陰茎を瀬菜の眼前に晒してやることは可能だろうが、安易過ぎて面白味に欠ける。ここは少し赤城に対する負の感情でも煽っておくか。 「おちんちん、赤城に頼めば好きなだけ見せてくれるだろうに」 「あんな兄のなんか見たくありませんッ! 目が腐りますッ!」 眉を寄せ、怒りの形相を俺へと向けてくる瀬菜の様子からすると、やはり赤城絡みで何かあったようだ。まさか仕掛け中の別策が上手くいったとも思えないが、素直に話してこないのは言い辛い内容なのかもしれない。強引に聞き出すよりは、話題を変えた方がよさそうだ。 「おちんちん、HPやってるくらいなら、ネットで好きなだけ見られんじゃねえの?」 「いちいち言わないでくださいっ。そりゃ、確かに写真でなら何度も見てますけど、描くとこう、何か違う気がして……」 「じゃあ、これが瀬菜ちゃんの理想のおちんちんなんだ?」 「べ、別に理想じゃありませんっ。って言うか、これならスルスルっと結腸の奥まで入りそうかなって……」 「どこまで入れる気なんだよっ!」 我慢し切れずにそう突っ込んで、恥じ入る素振りの瀬菜の前で俺は笑った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第061回 瀬菜と別れて所用を済ませ、予定通り夕方に自宅に戻ると、桐乃たちによる調教は中休みの最中だった。麻奈実は桐乃のベッドの上でうつ伏せになり、身体をピクリとも動かさず、恍惚感に満ちた顔でうわ言を呟いている。 「はぁ……桐乃様ぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 俺は未だペニスバンドを装着したまま傍らに立つ、二人の中学生に尋ねてみた。 「何回イかせた?」 「さあ? 五十回過ぎた頃からどうでもいっかって思っちゃって。加奈子、覚えてる?」 「加奈子も覚えてな~い。ごめんね、お兄ちゃん。本人に聞いてみよっか? おらっ、起きろッ! 起きろってんだよっ、雌ブタッ!」 加奈子が尻を何度か蹴り飛ばすと、麻奈実は必死にだらしない顔を上げ、俺と桐乃、そして加奈子を見上げて嬉しそうに笑いかけてきた。 「はぁ……何でしょうかぁ……はぁ……加奈子様ぁ……はぁ……きょうちゃん……はぁ……帰ってたんだぁ……はぁ……おかえりぃ……」 「なに勝手に媚びてんのよっ! 馴れ馴れしくすんなっ!」 どう見ても手加減せずに、桐乃が麻奈実の頬に二発の平手を喰らわせた。だが、麻奈実はうっとりとした顔で叩かれた頬を擦っている。完全に桐乃と加奈子に隷属しているようだ。元々麻奈実には被虐的な資質があったとは言え、一日足らずでここまで堕としたことに俺は少なからず感心した。 「おいこら、雌ブタ。お兄ちゃんのことを名前で呼ぶんじゃねえ。加奈子たちのお兄ちゃんなんだから、お前は今後、ご主人様って呼べや。お兄ちゃん、それでい~い?」 「……ああ」 加奈子の態度の切り替えの早さに、俺は苦笑いしながら答えた。早々と加奈子を堕としておいたのは間違いではなかったようだ。桐乃以上に加虐的でありながら俺には従順で、その落差が何とも可愛らしい。 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……加奈子様ぁ……」 「でな? テメエ、何回イったか覚えてっか? ちゃんとお兄ちゃんに報告しろや」 「はぁ……わたしが覚えてるのはぁ……はぁ……六十七回目までですぅ……はぁ……その後は覚えてませぇん……はぁ……申し訳ありませぇん……はぁ……ご主人様ぁ……」 実際に聞いてみると、幼馴染にご主人様と呼ばれるのも悪くない。 「あァ? 使えねえブタだなぁ、テメエ。お兄ちゃん、どうしよっか? 少し身の程を判らせちゃう? 加奈子がお仕置きしよっか?」 「加奈子はセックスしてもらいなよ、あたしはできないから。その分、地味子によっく判らせとくから。でも明後日からはちゃんとしてよね、兄貴?」 半裸の妹と裸の少女二人を前にして、確かに俺の陰茎は勃起しているが、正直、少し気を取り直してから始めたいところだ。 「まだ時間はあるし、まずは夕飯でも喰おう。その後、風呂に入ってから、桐乃はここで麻奈実と、加奈子は俺の部屋で。それでいいか?」 「ん、あたしはいいよ、それで。オチンポ見ちゃったら、我慢できなくなっちゃうもん」 「加奈子、お兄ちゃんとお風呂入りた~い」 「はぁ……判りましたぁ……はぁ……ご主人様ぁ……」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 18 46.47:hrCkPoJl0 京介「マジで」 3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 21 38.32:hrCkPoJl0 京介「俺の妹は可愛くない」 京介「成績優秀、運動万能、生意気盛りな中学生」 桐乃「………」スタスタ 京介「おはよう、桐乃」 桐乃「………」フンッ 京介「可愛くない」 4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 23 47.15:hrCkPoJl0 京介「何時もの事だからあんまり気にならない」 京介「さて、そう思っていたら玄関先にゲームが落ちていた」 京介「パッケージには今流行りの萌え絵が描かれている」 京介「こういうものは大抵男がハマるものだ」 5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 26 53.22:hrCkPoJl0 京介「しかし俺はこれを買った覚えがない」 京介「つまりこれは俺の物ではない」 京介「俺の家族には男が俺含めて二人のみ」 京介「厳正粛々たるあの親父にまさかこんな趣味があろうとは」 京介「そっと書斎の机の上に戻しておこう」ソーッ 京介「これで良し。しかし親父にこんな趣味があろうとは」 12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 31 12.95:hrCkPoJl0 桐乃「……」ソワソワ、ソワソワ 京介「妹が何だか落ち着かない」 京介「まあ色々多感な時期だろうが、試しに声をかけてみよう」 京介「桐乃、どうかしたのか」 桐乃「うっさい兄貴!話し掛けないで!」 京介「相変わらず可愛くない」 タダイマー 京介「おや、親父が帰ってきた」 13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 36 13.55:hrCkPoJl0 ドタドタドタドタ 京介「この騒がしい足取り、親父が俺の部屋に近付いている」 ドンドン、ドンドン 京介「この荒々しいノック、親父が何か俺に言いたい事があるようだ」 ガチャ 親父「京介ぇぇぇっ!」 ベチコーーーン! 京介「痛い」 京介「出会い頭にビンタとは、さすが親父、厳しい」 14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 39 50.99:hrCkPoJl0 親父「コレを書斎の机の上に置いたのはお前かぁぁっ!」 京介「あれ、それは親父の物ではないのか」 親父「当たり前だっ!もしやお前のか!」 京介「違う、落ちていたので適当な目星をつけて親父の物だと」 ベチコーーーン! 京介「ごめん」 18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 44 19.62:hrCkPoJl0 京介「これは困った事になった」 京介「まさか親父の物ではなかったとは、しかし俺の物でもないと」 京介「そうなれば女性陣がこれの持ち主ということになる」 親父「うむ」 京介「桐乃は多分こんなことに興味は無いだろう」 京介「親父、今日さりげなくお袋に尋ねてみてくれ」 親父「私がか」 京介「頼んだから」 親父「えっ」 25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 49 09.55:hrCkPoJl0 ~夕食~ お袋「~~~♪」 桐乃「……」ソワソワ、ソワソワ 京介「……」ジーッ 親父「……な、なあ母さんっ!」 京介「固い」 お袋「何かしら?」 親父「か、母さんはなあっ…その、アニメとかに興味はあるか?」 桐乃「!」ビクゥッ! 29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 21 52 57.48:hrCkPoJl0 お袋「やあねぇ。そんな訳無いじゃない」 親父「そ、そうか、そうだよな、ハハハ……」 京介「固い」 桐乃「……」ジーッ 京介「妹が食い入るように俺を見ている」 京介「どうせこっちが見返したら視線を反らして」 桐乃「何見てんのよ、キモい」 京介「とか言われるに違いない」 京介「無視をしよう」 33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 00 04.23:hrCkPoJl0 ~就寝時~ コンコン、コンコン 京介「このノック音は親父の物にしてはタッチが軽い気がする」 京介「お袋はノックをしない、つまりは妹がノックをしている」 コンコン、コンコン 京介「俺にしか話せない思春期の悩みとかかもしれない」 ガチャ 京介「どうした、桐乃」 桐乃「兄貴…その、人生相談?をしてみたいんだけど」 京介「おととひの 糸瓜の水も 間に合はず」 ガチャ コンコン、コンコン 京介「やはり納得しないか」 34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 04 14.18:hrCkPoJl0 ガチャ 桐乃「あの…結構大事な話だから」 京介「ライク・ア・ローリングストーン」 ガチャ コンコンコン、コンコンコンコン 京介「十分和訳は出来る筈なんだが」 ガチャ 桐乃「兄貴にしか話せない事で」 京介「桐乃」 桐乃「何?」 京介「俺はもう眠い」 ガチャ …… 京介「また明日訪ねてくるだろう」 38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 08 24.75:hrCkPoJl0 ~翌日~ ガチャ 桐乃「今日こそ聞いてくれるわよね…!」 京介「ああ、勿論だ」 桐乃「それで、私の人生相談なんだけど……」 京介「じゃんけんで 負けて蛍に 生まれたの」 ガチャ ドンドンドン!ドンドンドンドン! 京介「案外そんなものなのに」 ガチャ 桐乃「真面目に聞きなさいよ!」 京介「俺の真面目さが全く伝わっていない」 京介「やっぱり可愛くない」 40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 12 46.21:hrCkPoJl0 ~桐乃の部屋~ 京介「これはどうしたことか」 京介「妹の部屋に大量のゲーム、アニメグッズの隠し場所が」 京介「しかも18禁ものまで一杯じゃないか」 桐乃「…でね?私が相談したい事は……」 ~~~~~~ 京介「なるほど、良く分かった」 桐乃「そういう訳。それで……」 京介「きりのちゃん 元気はつらつ どっこいしょ」 ガチャ 桐乃「……」 42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 17 07.62:hrCkPoJl0 京介「さて、あれが桐乃の持ち物だとはっきり分かった」 京介「お袋が嘘をついている可能性も合わせてまだ親父が保管している」 京介「早速知らせなければ」 ~~親父が帰ってきたようです~~ 京介「親父、あれは桐乃の物だった」 親父「何ぃっ!」 京介「あと、部屋の中に一杯隠してるし、18禁物もたっぷり」 親父「何とぉぉっ!」 ドタドタドタドタ 京介「肩の荷が下りた」 44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(チベット自治区):2011/03/14(月) 22 22 24.63:hrCkPoJl0 オトウサンッ!ヤメテェェッ! ベチコーーン キャァァッ! キリノッ!オマエハカクレテコンナモノヲ… お袋「だいぶ騒がしいけど、大丈夫かしら?」 京介「いつもの事だから気にしないでおこう」 お袋「そうね…でも何があったのかしら」 京介「思春期には良くある事だろう、多分」 コンナモノゼンブステテヤルッ! イヤ、イヤァァッ ドケ! バッチイーーン 51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広西チワン族自治区):2011/03/14(月) 22 27 50.67:bqxNuqCqO ソリティアしかしない親父にパソコン取られた 京介「結局パソコンとゲーム機本体以外は全部処分された」 京介「桐乃はしばらく呆然としていたが俺を激しく殴ってきた」 京介「何かプレゼントをしたら機嫌が直るかもしれない」 ~~ゲームショップ~~ 京介「取り敢えず適当に買ってみよう」 53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広西チワン族自治区):2011/03/14(月) 22 32 31.39:bqxNuqCqO 京介「元々部屋にあったあの類いのゲームは止めよう、親父が再度介入する」 京介「ジャンル別で適当に選ぶとしよう」 購入リスト一覧 黄金の絆(アクションアドベンチャー) 四八(仮)(ホラー) ラストリベリオン(RPG) ジャンライン(麻雀) ローグギャラクシー(アクションRPG) 京介「こんなものか」 60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広西チワン族自治区):2011/03/14(月) 22 37 46.85:bqxNuqCqO 京介「待て、やはり勇気を振り絞って18禁物も買っておこう」 京介「何系が好きだったか忘れてしまった、まあ適当に買ったら当たるだろう」 追加購入リスト 魔法少女アイ 惨 りんかねーしょん新撰組 蔵の中には危険がイッパイ!? 戦極姫 ゴア・スクリーミング・ショウ 京介「少し携帯機?にも手をつけておこうかな」 63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広西チワン族自治区):2011/03/14(月) 22 42 38.62:bqxNuqCqO 京介「おお、何だかそれっぽいのが新しく売られているじゃないか」 京介「これとこれは確定、後は適当に買うとするか」 追加購入 プーペガール DS2 ハローキティといっしょ ブロッククラッシュ123! みてはいけない 戦極姫(PSP版) 京介「よし、待ってろ妹よ」 69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします(広西チワン族自治区):2011/03/14(月) 22 46 18.24:bqxNuqCqO 京介「さりげなく部屋の中に置いてから一週間」 京介「もう大体のゲームはかじっただろう」 桐乃「………」 京介「よう桐乃、俺からの贈り物、どうだったか」 バッチーーン! 桐乃「……」スタスタ 京介「結局、元の木阿弥か」 京介「俺の妹は可愛くない」 おわり
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/77-81 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第066回 「はひゃあ……やっぱオチンポ最高おっ……んくひぃ……オマンコ溶けちゃうよおっ……あへはぁ……ズボズボいいよおっ……うひはぁ……もっと突いてええっ……」 現在時刻は六時二十一分。夜明け間近に起こされた時にはどうしてくれようかと思ったが、週明けの朝から桐乃の身体を楽しむのも悪くはない。桐乃は後ろ手に手錠を嵌めてやっただけで愛液を漏らし、座位で交わり始めた直後から身悶えし、今では漏らした粘液状の体液を四方に飛び散らせている。乳輪と乳首を勃起させ、俺の動きに合わせて尖った陰核を陰茎の根元に押し付け、一週間振りの性交を満喫しているようだ。調教を進めるには好機と言える。 「おら、さっき教えてやった挨拶、全部言ってみろ」 「んくはあっ……桐乃は兄貴専用のおっ……ひうああっ……妹精液便所ですうっ……あくふあっ……お好きな時に何度でもおっ……はうひあっ……オチンポ汁をお恵みくださいいっ……」 「お前は妹の前に奴隷だ、判ってんな?」 尋ねながら少しだけ腰の動きを小さくしてやる。 「あふひあっ……判ってるからもっとしてえっ……んひああっ……何でもするから突いてえっ……はふうあっ……奴隷でいいのおっ……ふひはあっ……奴隷がいいのおっ……」 その答えに満足し、俺は思い切り腰を動かし、亀頭に当たっている子宮を磨り潰すように円運動も加えてやった。更に左手の親指を尻穴に突っ込み、右手で陰核をつまみ上げてやると、桐乃は俺の身体に強くしがみ付いて全身を痙攣させ始めた。 「んくひゃあっ……妹マンコ溶けるうぅ……あひはああっ……奴隷マンコイくううっ!」 その言葉と同時に桐乃の陰部から大量の液体が漏れ出した。小便かと思ったが、どうも潮を吹いたらしい。桐乃は天井を見上げながら口を開いて舌を出し、気持ちよさそうに涎を垂らしている。十四歳の少女が果たしてどれだけの量の潮を吹くのか興味が芽生え、俺は腰の動きを加速させ、手と指もそれぞれの箇所を嬲るように動かしてやることにした。 「はひゃああっ……今はダメなのおっ……んあひゃあっ……イくの止まんにゃいよおっ……あはひへあっ……またイくうぅ……はぎひいいっ……イきまくっちゃふよおおっ……」 繋がった股間からは淫靡な水音ばかりが響いてくる。膣内の柔肉がうねるような動きをし始め、もう俺も射精を我慢しきれそうにない。 「桐乃、出すぞ」 「あひくはあっ……待ってちょっと待ってえぇ……んくひゃあっ……今はダメえぇ……うひはくあっ……今出しちゃダメええっ……かひはふあっ……すごいのがくるううっ……」 「一番奥で出してやるから。受け取れ、おらっ」 「んくひへあああっ! あひあふへああっ! すごいのがくるくるうううっ! またくるううううっ! 何度もくるううううっ! あはあああっ! はぎっ……ひあっ…………」 桐乃の身体の揺れはどんどん大きくなり、やがて突然言葉と共に止まった。白目を剥いたり口から泡を噴いたりはしていないが、こんな様子は見たことがない 「おい? 桐乃?」 俺が言葉をかけた途端、桐乃は大きく全身を震わせて深く息を吐きながら、潮でなく黄色い小便を漏らし始めた。 「はふううううっ……あひっ……んあっ……ふぁ……く……はぁ……気持ちいいぃ……」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第067回 夕方に学校から帰宅し、自室のパソコンで桐乃とのハメ撮り写真を整理していると、携帯電話から着信音がした。液晶画面を見ると、未登録の見知らぬ番号だ。少しだけ迷ったが、俺は通話ボタンを押した。 「もしもし?」 『――もう少し早く出たらどうなの? 愚図は何をやっても愚図ね』 電話の向こうは黒猫だった。 「ああ、どした? って言うか、何で俺の番号知ってんだよ?」 『あなたと血縁の、勘違いスイーツ女に聞いたに決まっているじゃない。そんなことも判らないの? お亡くなりになっているのは右脳? それとも左脳?』 「……ま、いいか。で、何か用か? 桐乃に用事があって、携帯に電話しても出なかったとかか? あいつは今日は仕事で、まだ家に帰ってきてねえぞ?」 『……』 「もしもし?」 『……』 『おい、黒猫? 黒ちゃーん?』 『……変な略称で呼ばないで頂戴。……そ、その、約束を履行する為の単なる連絡よ』 俺は携帯電話を手に首を傾げた。黒猫との約束と言えばゲームの件だけだが、専門書を買ってやったのは丁度一週間前だ。そんな短期間でゲームが作れるとは思えない。だが、相手はオタク少女。即ゲーム製作が可能な特殊スキルを所持しているのかもしれない。まあ、聞いてみるしかないか。 「それってゲームの件か? もう出来たのか?」 『まだ完成はしていないわ。ただ、私一人ではできないことがあって……』 黒猫の言葉に俺は少し驚いた。力を借りたいと言うことらしいが、何故に俺に連絡をしてきたのか? 確かに本は買い与えたが、他に接点と呼べるほどのものはない。何より部屋のパソコンにエロ動画やエロ画像を隠していることを知っている黒猫が、俺を簡単に信用するとは思えない。 「協力ならするぞ? で、何で俺だ? 桐乃にも頼んだのか?」 『そのあなたの妹が、あなたに依頼するように言ってきたのよ』 俺は再び首を捻った。黒猫を狙っていることは桐乃に告げていない。どうして俺に頼むようにと桐乃が言ったのか真意が判らない。だが、交流を深めるチャンスには違いない。 「……んで、俺は何をすればいいんだ? 今からか?」 『もう少し時間が必要なの。でも、夏季休暇までには準備が整うと思うわ。あなたに依頼したいのはその後、休暇中にお願いすることになると思うわ。単純作業なのだけれど、構わないかしら?』 夏休みか。それなら都合がいい。自宅に誘き出して強引に事を進めることが出来るかもしれない。その期間には俺と桐乃と加奈子、加えて麻奈実にも随時泊まりに来ることを命じてある。四人がかりで黒猫調教というのも夏のいい思い出になるだろう。黒猫の自尊心を保つのは諦めることになるだろうが、この際、堕とした後に傲慢な態度での奉仕を命じることで良しとしよう。 「いいぞ。具体的には何をすりゃいいんだ?」 『ゲームのデバッグよ。単純で辛い作業になるわよ?』 「別に構わねえよ。じゃあ、準備が出来たら連絡を入れてくれるんだな?」 『ええ。他にも、あのでかぶつにも任を与えようと思うの。これから連絡するから、今日はこれで切るわね?』 でかぶつとは沙織のことだろう。確か一緒に自宅に来ていた時もそんな呼び方をしていた。だが、それは拙い。黒猫を襲い難くなる。沙織も同時に調教してもいいが、仮にあやせや瀬菜を監禁することになったら手が回らなくなる恐れがある。体力、時間、部屋数などを考えると、同時に調教できるのは二人が限度だ。それに、襲う機会を逃した場合のことを考えると、この件においての信頼は俺が一人で得ておくべきだ。 「いや、俺だけでいい。どんなに辛い作業でも、可能な限りは一人でやりたい」 「……無理よ。人数が多い方が作業も早く済むのよ? どうしてそんなことを?」 「お前の力になりてえからに決まってんじゃねえか」 その俺の言葉に、黒猫は一頻り無言のままだった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第068回 その日の夜、モデルの仕事を終えて帰ってきた桐乃に黒猫のことを確認すると、意外な返事が返ってきた。 「だって家に来た時、ずっと目で追ってたじゃん。だからきっかけ作ってあげようと思って。あのクソ猫にも兄貴のオチンポの味、教えてやろうよ?」 どうも俺の思惑は見透かされていたらしい。だが、黒猫を麻奈実のように蹂躙させる訳にはいかない。桐乃に任せたら壊しかねない。 「お前、単に虐めてえとか思ってるだけじゃねえだろうな? 麻奈実みてえに」 「地味子は特別。昔っから何かっていうと兄貴にベタベタしちゃっててさ。クソ猫には別に、まあ、ムカついたりすることは多いけど、そんな気はないしぃ」 リビングのソファに座りながら、桐乃は少しだけ不貞腐れた顔になった。 「本当に俺の為なんだな? 言っておくが、黒猫を堕としても、お前の好き勝手にはさせねえぞ? それでもいいんだな?」 「うん。なんかでムカついたら地味子がいるから別にいいよ?」 麻奈実だけは嬲り続ける気でいるらしい。まあ、麻奈実にしてもそれを喜んでいるのだから構わないのだが。しかし、俺の為に友人を次々に差し出そうとする桐乃には褒美を与えてやるべきだろう。俺は桐乃の隣に座り、一瞬だけ唇を奪ってやった。 「ふはぁ、もっとキスしてよぉ」 「御褒美だ、お前の好きなように奉仕してみろ」 そう言うと、桐乃は満面の笑みを浮かべて俺のシャツを捲り上げた。そのまま俺の乳首を口に含んで唾液に塗れた舌を這わせてくる。同時にズボンのジッパーを下ろしてパンツの中に手を入れ、尿道口を指先で擽りながら慌てて顔を上げた。 「言い忘れてた、ごめん」 「何をだ?」 「あやせのこと。泊まりに来れるかも」 「本当か? 詳しく説明しろ」 「加奈子のこと話して誘ってみたんだけど、あやせ自身は前から泊まりには来たかったんだって。お家の人がダメって言ってたらしいんだよね。でも、あやせん家に逆に泊まりに行って、あたしと加奈子のこと信用してもらえれば大丈夫かもしんないって。だから今週末、加奈子と泊まりに行ってもいっかな?」 朗報だ。泊まりに来さえすれば、あやせは強引且つ一気に堕としてやる。黒猫もどうにかなりそうだし、残るは瀬菜か。 「いいぞ、行っても。じゃあその分も込みで御褒美だ。抱いてやるから裸になれ」 満足そうに笑いながら立ち上がり、いそいそと服を脱ぎ出す桐乃を見ながら、俺も脱衣の為にソファから腰を上げた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第069回 金曜日の夜、桐乃はあやせの家へと泊まりに行き、加奈子も同様とのことで、俺は生理期間中の麻奈実でも泊まりに来させようかと考えた。時刻は十九時を回っていたが、俺の命令なら家族に嘘を吐いてでも従う筈だ。桐乃が戻るのは日曜の夕方の予定で、それまで特に予定はなく、奴隷と化した麻奈実に炊事洗濯などをやらせ、合間に性交以外の奉仕でもさせれば退屈しのぎにはなるだろう。そう思って携帯に手を伸ばすと同時に、チャイムの音がした。 驚いたことに、玄関の扉を開けて立っていたのは瀬菜だった。以前に自宅の場所を教えてはいたが、家に呼んだことはない。どうも様子がおかしく、思い詰めた顔をして俯き、大きなバッグを手にしている。取り合えず俺は家に招き入れ、リビングに案内してソファへと座らせた。 「どうした? こんな時間に。用があれば電話くれれば良かったのに」 言いながら俺は隣のキッチンからジュースとグラスを用意し、瀬菜の隣へと座った。 「……すみません。勝手に押し掛けてきちゃって。ご家族の方にも、ご迷惑ですよね?」 「いや、今日は俺一人だし、別に迷惑なんかじゃねえよ。それより、どうした? 何かあったんなら相談に乗るぞ?」 努めて優しい口調で言いながらグラスにジュースを注いで差し出してやる。瀬菜はそれを受け取って頭を下げ、少しだけ口元を綻ばせた。だが、目が赤い。家に来る直前に泣いていたことは察しがつく。もしかしたら別策が上手くいったのだろうか? 仮にそうだとすれば、瀬菜にそれを語らせることで堕とす為の前準備が一気に進むことになるのだが。 「……いいんです……そんな……言えるような話じゃ……ありませんから……」 「赤城に襲われそうにでもなったか?」 俺の言葉に瀬菜は唖然とした顔をした。金魚みたいに口を開閉させながらも、言葉が出てこない様子だ。どうやら当たりらしい。俺は真顔で瀬菜の発言を待ちながらも、別策が功を奏したことに少しばかり驚嘆していた。 俺の別策とは、赤城を焚き付けて瀬菜を襲わせることだった。目的は兄妹間の完全な断絶、そして瀬菜の孤独感の増加だ。瀬菜を堕とすと決めてから赤城の言動を注意深く観察していた限りでは、仮に強引に実妹に迫ったとしてもセックスまで至る危険性は少ないと思われた。何しろ赤城は常日頃から瀬菜のことを崇め奉っている。そんな瀬菜が本気で嫌がれば、それ以上のことが出来る筈がない。暴走してしまう可能性もあるにはあったが、その点については賭けだ。場合によっては兄に強姦された瀬菜を慰めついでに調教してやればいい。そんな理由から、俺は口実を設けては妹をレイプしたり調教したりする成年漫画や小説などを無償で赤城にくれてやり、精神の汚染を進めていた。無論、その為だけに買った書籍だ。とは言え、あくまでも赤城主体の策なので正直に言えば全く期待していなかったのだが、瀬菜に不信感を持たれ、対応が冷たくなったことにより、期せずして罠に嵌まってくれたらしい。持つべきものは友人というところか。 「……お兄ちゃん……あたしがお風呂に入ってるのに……ううっ……ぐひっ……」 告白の途中で泣き出した瀬菜の背をそっと擦ってやりながら、俺は口元を歪めずにはいられなかった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第070回 瀬菜が涙乍らに語ってくれたのは、俺にしてみれば僥倖とも言える話だった。両親の不在中に瀬菜が自宅で風呂に入っていると、全裸の赤城が強引に中に入ってきたらしい。力で押さえつけられて乳房を揉まれ、秘所を触られた時点で瀬菜は赤城を何とか払い除け、風呂桶で殴って殊更大声を上げたそうだ。赤城は慌てて逃げていったとのことだが、瀬菜にしてみれば強姦しようとする兄と同じ家にいられる筈もなく、手早く外泊の準備をし、まずは俺に相談するべく家を訪ねてきたのだと言う。だが、実際に俺と顔を合わせると言い出し辛く、口篭ってしまったとのことだ。 更にレンタルルームで赤城のことを毛嫌いしていた理由も教えて貰った。その数日前、たまたま瀬菜が辞書を借りに行った時、赤城の部屋で自分の洗濯前の下着を見つけたのが原因とのことだ。男同士の輪姦などのイラストを描いているとは言え、瀬菜としては身の毛のよだつ思いをしたに違いない。その場で赤城を詰りはしなかったものの、以後は一切言葉を交わさずにいたと言う。 上出来だ。赤城には今度昼飯でも奢ってやろう。だが、この先瀬菜に対して暴走しないよう、何らかの処置をしておく必要がある。事故に遭わせて入院させてもいいが、その場合、瀬菜が赤城に同情してしまう危険性がある。ここはやはり女か。以前に赤城本人から麻奈実に気があることは聞いていたし、デートのお膳立てでもして瀬菜以外に目を向けさせてやろう。セックスは許さないが、必要なら麻奈実に命じて手コキ程度はさせてやってもいい。 さて、そうなると現状での瀬菜への対処だ。瀬菜は未だに俯いてはいるが、既に泣き止んでおり、胸のつかえも幾分か取れたらしく穏やかな表情になっている。幸い家には俺一人、このまま喰うのも難しくはない。まずは親身になった振りをして、もう少し餌付けをしておくことにしよう。俺は隣に座った瀬菜の肩に手を置いて優しく身体を引き寄せ、心底同情している口調で尋ねてみた。 「この先、どうすんだ? また赤城に襲われそうになったら……」 瀬菜は拒むことなく俺に身を委ねていたが、その言葉に肩を竦ませた。 「……その時は、両親に話します」 と言うことは、今回の件は親には話さずに我慢しておくつもりなのだろう。 「俺に任せてみるか? 赤城は俺の幼馴染に惚れてるらしくてな。そいつを通して、瀬菜ちゃんを襲わないように言い聞かせてやるよ。もちろん、今日の風呂場での件は知らないことにしてな。それでどうだ?」 「でも……」 「もう一つ、瀬菜ちゃんと俺が恋人同士ってことにすんのはどうだ?」 「はへっ?」 そんな言葉など予想もしていなかったのだろう、瀬菜は間抜けた声を上げた。困惑した顔を俺に向け、少しだけ頬を赤く染めている。 「そうすれば赤城も俺の彼女ってことで、瀬菜ちゃんに対して変な真似はしなくなるかもしんねえし。瀬菜ちゃんが嫌なら別の方法を考えるけどさ」 「そ、それじゃ、先輩にご迷惑がっ、そ、そんな、好きでもないあたしなんかにっ」 狼狽えながらも瀬菜の顔は真っ赤だ。下手な策などいらなかったかもしれない。 「好きに決まってんだろうが。最初に会った時から大好きだ」 当たり前のことのように俺は言ってやった。現在の瀬菜は孤独だ。学校には友人もいるのだろうが、本人が腐女子ということを負い目に感じている以上、全てを話せる相手はいないだろう。以前は唯一の理解者だった赤城とも断絶状態にある。そこにあからさまな好意を与え、慕うが故の暴走とでも思い込ませれば、ある程度の無茶な行為も出来る。要は俺が施す予定の調教に、瀬菜が受諾出来る程度の理由付けをしてやればいい。 瀬菜は呆気に取られたまま、返事をしようともしない。そろそろ止めを差すか。 「聞こえなかったのか? 俺は瀬菜ちゃんのことが大好きだ」
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/676-680 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第092回 その後もコスプレ大会は順調に進行していった。可愛い女の子が次々に現れ、一芸を披露してはステージの後ろに消えていく。 それだけなら特に文句もないのだが、困ったのは会場の熱気が冷めず、嫌な臭いがどんどん濃密になっている点だ。 臭いの主を殴り倒して遠くへ引き摺って行きたいところだが、四方八方から臭ってくる為に誰がそうなのか判断がつかず、次第に俺は気持ち悪くなってきた。 隣の桐乃は平気なのか、それとも慣れてでもいるのか、片方の鼻の穴に捩ったティッシュを詰め込みながら出場者に歓声を送っている。 「萌え萌え――っ! 可愛い過ぎいっ! 今パンツ見えたあっ! 脱いで中身も見せてええっ! つーか見せろやあああっ!」 中年親父のような発言内容はピンク半纏集団よりも質が悪い。 兄として注意をしておくかと口を開き掛けた瞬間、ステージ上のくららが声を張り上げた。 「注目してくださぁい! 次はみんな、ちょっと驚くと思いまぁす! エントリーナンバー二十一番っ、現役女子中学生のメルルのコスプレで~す。では、かなかなちゃんどうぞ~っ♪」 「はあ~いっ♪」 甘ったるい声を返して現れたのは、ディープピンクのミニスカートに胸リボン付きのチューブトップ、ニーソックス姿のツインテール少女だった。 その他にも細々とした装飾品を身に着け、紺色のランドセルまで背負っている。 桐乃に勧められて何度か一緒にアニメを観賞したことがあるが、衣装も顔もメルルそのものだ。だが、その顔には見覚えがあった。 「……おい、あれ、加奈子じゃね?」 「可愛いいいいいいいっ! なにアレなにアレ? CG? CGなの? 質量のある立体映像をイリュージョンあたりが開発したの? レイプレイ万歳っ! 人工少女3万歳っ!」 またしても俺の問い掛けを無視し、桐乃はもう一方の鼻穴からも血を垂らし始めた。だが、興奮する気持ちも判らなくはない。 それ程までにステージ上のメルルは愛くるしく、例え加奈子本人だったとしても、見た目だけなら天使のようだ。 他の観衆たちも呆然として見惚れ、次いで会場に怒号が響き渡った。 「うおおおおおおおおっ! スゲええええええええええっ!」 「メルル最っ高ぉ――っ!」 「かなかなちゃん可愛いよおっ! ロリ可愛いよおっ!」 「メ、メメメっ、メルルがついに三次元に降臨なされたでござるうううううっ!」 そんな絶叫の中、突如スピーカーから音楽が流れ始めた。どうやら一芸としてオープニング曲を歌うらしい。 メルルはマイクを手の中でクルクルと器用に回しながら、イントロに合わせて軽やかにステップを踏み始めた。 その様子を見て、俺は矢張り加奈子当人であることを確信した。 何故なら媚びるように笑顔を振り撒いてはいるものの、その視線は冷ややかで、明らかに観客を小馬鹿にしている。 と言うか、汚物でも眺めているかのようだ。客の殆どはそのことに気付いていないようだが、こんな性悪が加奈子でない筈がない。 「♪めーるめるめるめるめるめるめ~、宇宙にきらめ~く流れ星から~」 予想以上に上手い歌を聴きながら、俺はその度胸に感嘆の吐息を漏らした。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第093回 予想通りと言っていいのかどうか微妙なところだが、コスプレ大会の優勝者は加奈子に決定した。審査員から得た点は百点満点だったそうだ。 二位は九十九点のブリジットで、二人は賞賛の声の嵐の中、ステージの上で固い握手を交わした。 それなりに感動的な場面ではあったものの、相手の健闘を讃えるような爽やかな笑顔を浮かべる加奈子を見て、俺は吹き出さずにはいられなかった。 大会終了後、すぐに桐乃の携帯に加奈子からメールが届いた。一緒に帰りたいので控え室まで来て欲しいとのことで、俺たちが来ていることに気付いていたらしい。 簡単に控え室に入れるとは思えなかったが、試しに近くの係員に知人であることを告げると、どこかと無線機で連絡を取った後、呆気なく部屋まで案内してくれた。 「お兄ちゃ~ん」 ドアを開けて控え室に入ると、コスプレ衣装のまま加奈子が抱き付いてきた。見ると、部屋にいるのはブリジットだけで、その他の出場者の姿は無い。 その理由を尋ねると、加奈子が返答する前にブリジットが怖ず怖ずと口を開いた。 「か、かなかなちゃんが、みんなに、じゃまだから出てけって、それでわたしだけに……」 「あァ? 加奈子はお前にも言ったんだよっ。早く出てけや、このくそガキがぁ。これからお兄ちゃんとイチャイチャすんだからよっ。先輩だからっていい気になってんじゃねえよっ」 「あう……」 項垂れるブリジットを見て、俺は加奈子に文句を言った。 「こんな小っちゃい子を虐めんな。可哀想じゃねえか。それにお前、今、生理中だろが」 「だってぇ、せっかくお兄ちゃんと会えたのにぃ。セックス以外ならいいんでしょお?」 「じゃあじゃあ、ブリジットちゃんはぁ、お姉ちゃんとイチャイチャしよっか? ブリジットちゃん相手ならぁ、お姉ちゃん禁断の道に走ってもいいよぉ。って言うか、あたしぃ、もう辛抱堪んないだけどぉ」 桐乃のその言葉と、両の鼻の穴にテッィシュを詰めてニタニタ笑う姿に怯えたのだろう。 ブリジットは涙目になって部屋の隅へと逃げて行き、震えながら背中を向けて膝を抱え込んだ。 「可愛いいっ! 小動物みたいっ! ねえ兄貴っ、これ、飼ってもいいっ? いいよねっ?」 「落ち着け」 俺はそう言って桐乃の額にデコピンを喰らわせた。 「ったぁ~っ。だって、すっごい可愛いじゃない、この子」 「桐乃ってば、ばっかじゃねぇの? 優勝したんだから加奈子のが可愛いっつーの。 つーか、鼻に詰めてんの何? どゆこと? 加奈子の魅力に気付いて鼻血でも出したん?」 俺は桐乃と加奈子を無視してブリジットに近寄ると、背後からそっと頭を撫でてやった。 「ごめんな。お兄ちゃんたち、すぐ部屋出てくから」 優しい口調でそう言ってやると、ブリジットは恐る恐る振り向いて俺を見上げてきた。 「……ううっ」 潤んだ瞳で縋り付くような視線を送ってくる姿は、確かに桐乃の言う通り愛玩動物として手元に置いておきたい程に可愛い。 それだけに現在の状況は不憫だ。俺はもう一度だけブロンドの髪を撫でると、桐乃と加奈子に向かって言葉を掛けた。 「帰るぞ。加奈子、荷物があるなら持ってやる。桐乃は鼻血が止まってんなら、ティッシュ抜いとけ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第094回 帰り掛けに話を聞くと、つい先日加奈子は所属事務所が決まり、ブリジットはそこの先輩に当たるらしい。 それ故に加奈子に文句を言われても帰らなかったのかもしれない。 コスプレ大会に出たのも事務所の指示で、まだCDデビュー等の話はないが、当面はコンテストや催事に参加し、ある程度名前が売れた時点で今後の方針を決める予定になっているとのことだった。 目出度い話だが、先々忙しくなって会えなくなるのは困る。俺がそう言うと加奈子は嬉しそうに笑い、それなら何時辞めてもいい、と言ってくれた。 そういうことも考えて、規模は小さいが後々揉めたりしないような事務所を選んだのだと言う。正直、加奈子に知性を感じたことは皆無だが、それなりに強かではあるようだ。 結局その後は加奈子を連れて自宅に帰り、優勝祝いに料理を振る舞ってやることにした。好物なら既に知り尽くしている。 食事の途中、加奈子から今回の優勝トロフィーである『EXメルル・スペシャルフィギュア』を手渡され、桐乃は小躍りして喜んだ。 「いいのか? 記念の品だろうに」 「だって加奈子、アニメに興味ないもん。だから桐乃、今晩お兄ちゃん貸してくんね?」 「うんうんっ、好きに使ってっ。ああっ、こんなプレミアもんのフィギュアが手に入るなんてえっ。あたしこの原型師の大ファンなのおっ」 「……おい、お前ら。って言うか、加奈子、泊まってくのかよ?」 「お願い、お兄ちゃん。加奈子、セックス抜きでも我慢するから。一緒に寝よ?」 「じゃあ、あたしはこのフィギュアと寝よっと。んはぁ、萌え~っ」 真顔の加奈子と蕩けた笑みを浮かべる桐乃を見て、俺は渋々と頷いた。二人が満足するのなら今回だけは大目に見てもいい。 加奈子相手に添い寝だけで済むとは思えないが、二、三度精液を飲ませてやれば納得して眠りに就いてくれるだろう。 「わ~い、お兄ちゃん大好き。でも、一緒にお風呂はダメなんだよね?」 「生理中はな。でも、明日には終わんだろ? そしたらまた入ってやるから」 「うんっ。それに明後日からは夏休みだし、ずっと一緒にいられるね?」 「ダメだよ、加奈子。今回はあやせ優先なんだから」 「ちっ、しゃーねーか。ま、加奈子もあの清楚振ったブスがヒイヒイ喘ぐとこ見てえし」 加奈子の辛辣な発言に俺は眉を潜めた。 「おい、加奈子? お前ら親友なんだろ? 本当は仲悪いのかよ?」 「だって、あの女ぁ、最近加奈子のこと無視して桐乃とばっか喋ってんだも~ん。それも目をギラギラさせてだよ? 態度見てるとレズっぽいし、気味悪~い」 「……うん、確かに。近頃なんか急に胸とかお尻とか触ってきたりすんだよね。兄貴に言われたようにこっちからも触ってはいるんだけど、全然嫌がらなくなったし」 二人の申告を聞いて俺は腕を組んだ。桐乃たちから性的な会話やスキンシップを受けている内に、変な方向に目覚めてしまったのかも知れない。 だとすれば、堕とし方に一工夫必要だろう。処女膜を桐乃に譲る気はないが、裸で同席させておけば勝手に興奮してくれるかもしれない。 「使えそうだな、その話」 俺はそう言って桐乃と加奈子に笑い掛けた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第095回 食事を終えて全員が入浴を済ませた後、俺は加奈子を自室へと招いた。 生理用ショーツ一枚の姿でベッドの上へと座らせ、自慰をしながら腋の下に亀頭を擦り付けてやると、加奈子は頭の後ろで両手を組んだまま切なそうに身を捩ってきた。 「ふはぁ……くすぐったいよぉ……はぅん……加奈子ぉ、臭汁塗れになっちゃうぅ……」 「臭い付けは嫌いか?」 「んふぁ……大好きぃ……くはぅ……お兄ちゃんにされるのなら何でも好きぃ……」 そう言って加奈子は先走り汁に濡れた自分の脇へと顔を近付け、うっとりとした顔で臭いを嗅ぎ始めた。 小さな薄紅色の乳首を徐々に尖らせながら、両脚を切なそうに何度も擦り合わせている。 ステージでの姿が愛らしかったので髪はツインテールにさせたままだ。俺は特にメルルのファンではないが、こうしていると本当にアニメキャラに悪戯をしているような気分になる。 目新しい刺激に一物は猛り、そろそろ一度目の限界が近い。 「もう少しで出すからな? どこに掛けて欲しい?」 「くぅん……お口の中ぁ……あふぁ……そのままお掃除もするぅ……」 中腰で陰茎を扱く俺を見上げ、加奈子は大きく口を開けてきた。一物を差し入れてやると夢中になって舌を這わせてくる。 本来は淫靡な光景だが、加奈子が相手だと妙に可愛く見える。 「んぼっ……れおっ……ぶもっ……んぐっ……ろれっ……あもっ……んむっ……おぼっ……」 「出すぞ? ほらっ」 「おぶもごぶっ……おぼむおっ……んごくっ……ぼもおごっ……んごくっ……ごくっ……」 繰り返し大きく喉を鳴らしながら、加奈子は放出する度に口中の精液を飲み下していった。 当初は多少顔を歪めていたものだが、近頃は恍惚感に満ちた表情をするようになっている。 喉に粘液が引っ掛かることもあるだろうに、咽せたり吐き出したりすることはなく、行為が終わってからも文句の一つさえ言ってこない。 他人に対する平素の口調や態度からは想像も付かないほどの献身振りだ。 「もがぼっ……んごくっ……ごくっ……ぷはあっ……はい、お兄ちゃん、あ~ん」 精液を全て嚥下したことを証明しようと、加奈子は指示も受けずに再び口を開いた。 俺が頷くと満足気に頷き返し、改めて陰茎を咥えて丁寧に舌で掃除をしていく。 そんな素振りを見ている内に、俺は加奈子にも愛していると言ってやりたくなった。 まさか桐乃のように尿を漏らすことはないだろうが、別にベッドの上を濡らされても構わない。 奉仕の礼の意味も含め、少しでも喜ばせてやりたい。俺はそっと加奈子の頬を撫で、小さな声で囁いた。 「ありがとな、加奈子。愛してる」 加奈子は一瞬だけ口中の動きを止めて目を見開き、次いで再度舌を使いながらポロポロと涙を流し始めた。 顔付きから嬉し涙だということは判ったが、奉仕を終わらせようと俺が腰を引いても身を乗り出し、陰茎を渡そうとはしない。 「んれっ……ふぐっ……うぶっ……すんっ……おぶっ……ぐひっ……ぶむっ……」 「加奈子?」 俺の呼び掛けに加奈子は身体をビクンと震わせ、瞳から大粒の涙を零した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第096回 十数分後。泣き止むと同時に陰茎を解放してくれた加奈子に尋ねると、奉仕継続の理由は単純なことだった。 途中で止めたら大泣きしてしまいそうだったとのことだ。つまり、嗚咽を防ぐ物理的手段として一物を咥え続けていたらしい。 言葉一つでそこまで感激してくれたことは素直に嬉しいが、矢張り阿呆だ、阿呆の子だ。 「別に俺の前で泣いたっていいじゃねえか。前にも泣き顔見たことあんだし。それよりだな、自分の口塞ぐのに人のチンポ使うな」 「だってお兄ちゃん、急に言うから……。どうしていいか判んなくなっちゃったんだもん」 加奈子はそう言って照れ臭そうに顔を伏せた。多少は自分の行いを恥じているようだ。 「まあ、突然言ったのは悪かったけどな。でもよ、予告して言うもんじゃねえだろ?」 「……うん。でも、ほんと? 加奈子のこと愛してる?」 顔を上げて真剣な表情で目を覗き込んできた加奈子に向かい、俺は穏やかに微笑んだ。 「ったりめぇだろ?」 「えへっ、嬉しいっ。加奈子ね、男の人に愛してるって言われたの初めてだよっ」 安堵したように笑う加奈子を見て、俺はふと疑問を抱いた。 「……父親は? 一度くらい言われたことあんだろ?」 そう尋ねると、加奈子の笑顔に陰が差した。下唇を噛んで再び俯き、小さく肩を震わせている。 俺が自分の失言に困惑していると、やがて加奈子は静かに言葉を紡いできた。 「……一度も言われたことない。ウチのジジイもババアも、加奈子のこと嫌いみたい。 加奈子も両方大嫌いだから別にいいけど……。あんな喧嘩ばっかりしてるバカ親なんか……」 どうやら加奈子の性格の歪みの原因は両親にあるようだ。アイドルを目指しているというのも、親に自分の価値を認めさせたいからなのかもしれない。 何とかしてやりたいが、大本が夫婦の不仲ならば手に余る。俺は加奈子に近付き、身体を優しく抱きしめてやった。今は他に術がない。 「え? お兄ちゃん?」 「なら、俺がこの先、何度でも言ってやる。耳にタコができるくらいにな」 「……お兄ちゃん」 「加奈子、愛してるぞ」 「……お兄ちゃん、大好き。加奈子もお兄ちゃんのこと、すっごく愛してる」 俺の背に手を回し、加奈子はそっと抱き付いてきた。そこにいるのを確かめるように、何度も背中を擦りながら顔に頬を押し付けてくる。 俺は腕に力を込め、そんな加奈子を強く抱き竦めた。 口が悪かろうと、根性が曲がっていようと、知性が足りなかろうと、寂しい思いをしているのならその分を俺が埋めてやる。そんな決意の表れだ。 「加奈子、愛してる」 もう一度囁くと、加奈子は大声で泣き出した。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/ 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第083回 両親の帰宅時間に合わせて瀬菜を自宅まで送り届けると、俺は家に戻ってから自室に桐乃を呼び付けた。 勝手に瀬菜に関係を告げた真意の確認の為だ。 「だってぇ、瀬菜さんと話してて平気かなって思ったしぃ。ライバル心を煽ってから理責めにすればどうにかなるかなって。 現に納得して帰ったじゃん。結果オーライって奴?」 「理責めったって嘘八百じゃねえか。後でバレたらどうすんだよ?」 「平気っしょ? あれは完全に兄貴に惚れてる目じゃん? ちょっとムカついたけど、まあ、趣味合いそうだし、瀬菜さんならいっかって。 兄貴だって理解者が多い方がよくない?」 悪怯れずに言ってくるのには多少苛ついたが、桐乃は桐乃なりに俺のことを考えてくれてはいるらしい。 だが、勝手な真似を許しておくと後々どんな揉め事を引き起こすか判らない。ここはペナルティが必要だろう。 「お前、今日から一週間セックス抜きな」 「ええっ? あたし、兄貴の為に瀬菜さんを説得したんだよ?」 桐乃はそう言って不服そうに頬を膨らませた。気持ちはありがたいが、簡単に許すつもりはない。 瀬菜があの場を去って二度と会ってくれなくなる可能性だってあったのだ。 「俺の為なら、自分勝手に何をしてもいいとか思ってんのかよ? あ?」 「だって、少しでも協力して、もっと兄貴に好きになってもらいたかったんだもん」 「勝手な真似したら嫌うって言ってんだよっ! 判んねえのかっ!」 その言葉に怯えたのか、それとも怒鳴られたことがショックだったのか、桐乃は不貞腐れた顔から一転して物悲しい表情になると、立ったまま深く頭を下げてきた。 「ごめんなさい……嫌わないで……ごめんなさい……」 椅子に座って腕を組み、桐乃の様子を眺めていると、やがてポタポタと床に水滴が落ち始めた。どうやら泣き出したようだ。 「ぐひっ……ごめんなさい……うぐっ……ごめんなさい……ひっぐ……ごめんなさい……」 「……もういいから頭上げろ」 俺がそう言うと、桐乃は涙を流しながら指示に従った。鼻水まで垂らしている。 「もう二度と勝手な真似すんな。判ったか?」 「ふぐっ……はい……うえっ……判りました……ぐすっ……ごめんなさい……」 「なら、今回は許してやる。膝の上に来い」 桐乃は頷いて膝の上に正面から座り、俺はその間に机の上の箱からティッシュを数枚抜き取ると、目尻と鼻の下を拭ってやった。 「すんっ……ほんとにごめんなさい……うぐっ……もう怒ってない?」 「ああ」 「ぐすっ……あたし……ふえっ……もっといい子になるから……」 桐乃は俺の背中に手を回し、掠れた声で囁いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第084回 俺個人の考えだが、他人に約束を守らせる方法を突き詰めると二つに大別される。一つは恐怖、もう一つは報酬だ。 履行しなかった場合にどのような立場に追い込まれるのか、守った場合にはどんな喜びが待っているのか、共に当人に想像させることで約束はより強固なものになる。 とは言え、場合によっては先払いしてやるのも一つの手だ。 俺は泣き止んだ桐乃をベッドへと連れて行き、共に裸になって並んで横たわると、優しく胸に触れてやった。 乳房の外周を撫で、時々乳首を指先で軽く弾いてやると、桐乃は切なそうに身体をくねらせ、程なく我慢しきれずに自ら秘所を弄り始めた。 「んくあっ……もうオチンポ入れてえっ……ふはうっ……妹マンコ使ってよおっ……くふあっ……もうグチョグチョだからあっ……はくうっ……早く突っ込んで犯して欲しいよおっ……」 「グチョグチョってどのくらいだ? この位置からじゃ見えねえし、説明してみろよ?」 「かはあっ……ケツオマンコまでトロトロなのおっ……んはうっ……オチンポ好き好き汁でどっちの穴もびしょ濡れなのおっ…… はふうっ……どっちも兄貴専用の便所穴だからあっ……ふくあっ……好きな方にオチンポ入れて穿り回してえっ……」 「なら、お前が上に乗ってこい。出し入れが見えるように腰振ってみろ」 そう言って仰向けに寝ると、桐乃はそそくさと俺を正面から跨いで陰茎を手に取った。 見せつけるように大きく足を開いて膣に一物を取り込み、上体を後ろに反らして腰を使ってくる。 四十八手の反り観音という体位だが、恐らく桐乃はその名も知らず、単に俺の指示に従っただけだろう。 シーツの上に両手を突き、殆ど寝そべった状態で淫らに腰を振る様は変形版と言ってもいいかもしれない。 「あふはあっ……見て見てえっ……かはふうっ……あたしのオマンコがいやらしくオチンポ咥え込んでるとこ見てえっ……はくふあっ……硬いオチンポ大好きなのおっ……」 「その大好きなチンポを失いたくなかったら、二度と勝手な真似をすんなよ?」 「んふはあっ……判りましたあっ……くはふあっ……もう絶対しませんからあっ……はふうあっ……だからお願い突いてえっ……かふはあっ……オマンコ下から突き上げてえっ……」 望み通りに俺が腰を動かしてやると、桐乃は接合部から白く濁った愛液を大量に溢れさせてきた。粘度の高い体液が局部に幾筋もの糸を引いていく。 「ふひはあっ……兄貴のオチンポ最高に気持ちいいっ……はへふあっ……妹に生まれて幸せえっ……くふはあっ……犯してもらえて幸せえっ……んへひあっ……オマンコ溶けるうっ……」 淫笑を浮かべながら桐乃は一際激しく腰を振り立ててきた。動きを合わせようがない程の早さだ。加えて膣肉は妖しく蠢き、陰茎を絞り上げてくる。 「おい、少し加減しろ」 「はへくあっ……そんなこと言われてもおっ……んかはあっ……オチンポ気持ち良過ぎて無理だよおっ…… ふひうあっ……勝手に腰が動いちゃうのおっ……あへひあっ……イくイくイっちゃうイっちゃうよおっ……んきひいっ……妹マンコイっ……くうううううっ!」 二度、三度と桐乃は大きく腰を跳ね上げて絶頂を迎えたが、それでも物足りないのか腰使いを止めようとはしない。 大方潮だとは思うが、粘液とは別に水っぽい体液を淫裂から漏らしながら、更に動きを加速させている。 これも身勝手な行動の内に入るとは思ったが、俺は敢えて何も言わずにおいた。肉悦の虜となっている以上、身体の自然な反応を咎めても意味がない。 「んかはへえっ……またイくオマンコいくうううううっ! あひくへあっ……イってるのにイくの気持ちいいっ……かふくひいっ……セックス大好きオチンポ大好きいいいいいっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第085回 「んれっ……れおっ……あはっ、この味大好きになっちゃった……ろれっ……んちゅっ……」 二回射精した後に掃除を命じると、桐乃は陰茎に舌を這わせながらそう言って笑った。 自分の股間から垂れ流している精液と愛液には目もくれず、残り汁が欲しいのか、合間に陰嚢を手で揉みながら尿道口を何度も確認している。 「この味ったってなあ、半分はお前のマンコ汁だろうが」 「ぺおっ……れろっ……そりゃそうだけどぉ……ちゅっ……あむっ……んずっ……ぷはぁ……兄貴のオチンポ汁だって思うから美味しいんじゃん……はぷっ……んろっ……ごくっ……」 照れ臭そうに文句を言いながらも桐乃の態度は献身的であり、眺めている内に一物に少しずつ活力が戻ってきた。 桐乃もそれに気付いたのか、亀頭を口に咥えたまま嬉しそうに微笑んでいる。 「もう口はいいぞ。後は手で扱いて勃起させろ」 「んぶぼっ……もぶもっ……ぱふぁ……うんっ。手でしてる間、隣に行ってもいい?」 俺が頷くと、桐乃は並んで横になり、手慣れた調子で陰茎を擦り始めた。 次第に動きを早めながら、時に指の腹で尿道口を刺激してくる。もう手コキやフェラに関しては教えることは何もない。 「こうやって手の中で大っきくさせるのも好き。あたしの手で育ててるんだって、愛しくなっちゃう。ねえ? こんどはどこでする? ケツオマンコも使って欲しいんだけど」 「別にどっちでもいいぞ。それとだな、お前、今度から頭にオを付けんな。マンコはマンコってちゃんと言え。んで、今まで通りに時々は頭に妹とか便所とか付けろ」 「うん、判った。じゃあ、オチンポはチンポでいいの?」 「ああ。意識しねえで言えるようになったら、何か一つ願い事を聞いてやってもいいぞ?」 そう言うと、桐乃は一物を愛撫する手を止め、目を丸くして俺を見つめてきた。突然の提案に驚いている様子だ。 「そっ、それって、なんでもいい?」 「まあ、俺に出来る範囲ならな。何かあんのか? 言ってみろよ?」 「え、あ、うん。そんな難しいことじゃないと思うんだけど……」 「何だよ?」 「う、うん。あ、あのね? あ、愛してる、って言って欲しい……」 その発言に俺が思わず噴き出すと、桐乃は拗ねた顔になった。 「笑うことないっしょ? 兄貴、言ってくれたことないじゃん。好きって言ってくれたのだって、初めての時だけだったし……」 言われてみれば確かにそうだが、そんな慎ましい望みなら今すぐ叶えてやってもいい。 俺は桐乃の頬に手を添えて唇にキスをし、次いで耳元に口を寄せて優しく囁いてやった。 「桐乃、愛してる」 「ふあっ? あっ、ダメっ、やんっ、ううっ、ふくはあっ……あっ……んんっ……くぅ……」 「何だよ、その反応は? って、お前っ?」 腰の辺りに湿り気を感じて視線を移すと、シーツの上に染みが拡がっている。 「んはぁ……ごめんなさい。その、嬉しくて、オシッコ出ちゃった」 桐乃は真っ赤になってそう言うと、恥ずかしそうに肩を竦めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第086回 月曜日に学校に行くと、赤城は両頬を腫らしていた。よく見ると、額や腕にも擦り傷のようなものがある。 瀬菜が父親に強姦未遂の件を告げ、折檻でもされたのだろう。俺は一旦教室を出て階段の下で腹を抱えて笑い、後に再び教室に戻って心配そうに尋ねてみた。 「おい、赤城、どうしたんだよ? 喧嘩でもしたのか?」 「ん? ああ、まあな。駅前で女の子が不良に絡まれてたから、ちょっと人助けをな」 「そりゃ大変だったな。で? 相手は何人だ? リベンジすんなら助太刀すんぞ?」 「あ、えっと、三人、いや、五人だったな。俺が勝ったから、リベンジは必要ない」 「すげえな、お前。五人相手に勝ったのかよ? どうやったんだ?」 「せっ、正拳突きをだな、二人に、残りは、んと、跳び蹴りだ」 笑い所が多過ぎて対処に困ったが、ここまで見栄を張る元気があるなら多少は絶望させてやっても構うまい。俺は真顔になって赤城を見つめ、僅かに頭を下げた。 「高坂? な、何だよ? 気味悪いな」 「いや、話変わるけど、俺、瀬菜ちゃんと付き合うことになったから。一応挨拶をだな」 俺の言葉を聞いて赤城は唖然とした顔になり、何度も瞬きを繰り返した。 もう少し面白い反応が見られるかと思っていたのだが、当人の性格と置かれている現状を考えたらこんなものだろう。 「麻奈実の家に行ったら何故か瀬菜ちゃんがいてな。話している内に何となくそういうことになったから。今後とも宜しくな、お兄ちゃん」 「ちょっ、なっ、何だよ、それっ?」 「だから挨拶だって言ってんだろうが。将来、結婚でもしたら義兄弟だしな」 俺は淡々とした口調で言うと、自席に座って成り行きを眺めていた麻奈実を手で招いた。 麻奈実には登校の途中で凡その事情を話し、口裏を合わせるように言ってある。 注意深く話を聞けば多少の齟齬が出るだろうが、元から鈍い赤城がそのことに気付くとは思えない。 「なーに、きょうちゃん? あっ、赤城くん、おはよう。ごめんね、瀬菜ちゃんを無理矢理に泊めちゃって。でも、道端で泣いてたから心配で……」 「あっ、いやっ、田村さんは何も悪くなんて……」 悪いのはお前だよな? との突っ込みを我慢して、俺は適当に相槌を打った。 「俺もびっくりしたよ。聞いても事情を教えてくんねえしさ」 「いや、その、俺もよく知らないけど、なんだ、瀬菜も何か傷付いてるみたいだし、あまり聞かないでやってくれ」 「そうはいかねえよ。なんてったって、俺、彼氏だしな。瀬菜ちゃんを泣かせるような奴がいるんだったら、代わりに殴ってやるしかねえだろ?」 「……こ、高坂って、昔、拳法習ってたんだよな?」 「まあ、短い期間だったけどな」 この話は本当だ。小学生の頃、近所に道場があり、三ヶ月間だけ習いに行ったことがある。 短期間で辞めたのは道場主が夜逃げした為だ。門弟が俺を含めて四人しかおらず、経営が苦しかったのだろう。 現在は滅多に殴り合いの喧嘩をすることなどないが、それでも相手が二人までなら何とかなると思ってはいる。 喧嘩で必要なのは技でも体力でもなく、警察に捕まってもいいから相手を殺してやる、という覚悟だ。それさえあれば、例えその場で負けたとしても復讐の方法は色々とある。 「けど、跳び蹴りで三人倒す赤城には敵わねえよ。もしも相手が判ったら、お前も兄として協力しろよな? 相手が男で瀬菜ちゃんに酷いことしてたなら、半殺しにしてやろうぜ?」 俺がそう言って肩をポンと叩くと、赤城は真っ青な顔になって後退り、そのまま俯いて黙り込んだ。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/664-668 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第087回 授業中、俺はノートに板書を写しながら、八日後から始まる夏期休暇について考えた。 まず桐乃だが、身勝手な言動さえなくなれば現時点で何の問題もない。 初日から泊まりにくる予定の加奈子、いつでも呼び出し可能な麻奈実についても同様だ。 強いてこの三人に何かをするのなら、桐乃は加虐も被虐も可能な両虐奴隷、加奈子は加虐奴隷、麻奈実は被虐奴隷として特化させる為の調教ぐらいなものだろう。 次に瀬菜だが、昨晩送ってきたメールによると、一人暮しの件は父親が渋っており、可否判断にはもう少し時間が掛かるらしい。 困った点は瀬菜の両親が麻奈実の自宅への訪問を希望しているということだ。娘が世話になった礼をしたいらしいが、そうなると少し拙い。 ここは逆に麻奈実を瀬菜の自宅に向かわせて、事を曖昧に済ませる他ないだろう。対応を間違えないように俺が同行してもいい。 瀬菜を送っていった時、麻奈実に急遽頼まれてと告げてあるので、一緒に行っても不自然ではない筈だ。 その点さえどうにか出来れば、以降は麻奈実の家に泊まりに行くとでも言わせて、俺の家に宿泊させることも可能になる。 あやせは次の標的だ。桐乃によると、親族が集まるお盆以外ならば随時あやせが泊まりに来られるように許可を取り付けてきたと言う。 どのように話を持っていったのかは知らないが、父親所有の海辺の別荘を自由に借りられる約束もしてきたそうだ。当然、そうなればあやせも同行となる。 取り敢えず夏休み初日から七月末まであやせを自宅に連泊させるよう、桐乃に指示を出してある。まだ返答は聞いていないが、希望が叶えば存分に好きなことが出来る。 七月中に完全に堕とすことも可能だろう。 黒猫からはデバッグ依頼の後に一度だけ短い電話があり、実際の作業は早くても八月前半にずれ込むとのことだ。 黒猫は申し訳なさそうな口調だったが、こうなると逆に都合がいい。 あやせの次は黒猫を泊まりに来させ、なるべく短期間で堕とし、八月後半はあやせの父親の別荘でハーレムプレイといこう。 しかし、これでやっと六人。矢張り最低もう一人は性交可能な相手が欲しいところだ。ついでに言えば犯した女全員と同居可能な環境も欲しい。 だが、精々性交相手の予備として沙織がいるくらいで、環境については全く当てがない。と言うか、どうしたらいいのか判断がつかない。 先立つものは金銭だろうが、親からの仕送りには限界がある。桐乃の給料を奪うのは可哀想だし、他の女たちにしてもそうだ。 当面は自宅と瀬菜の祖母宅を活用し、何か策が浮かぶのを待つしかないのだろうか。 いや、女たちを上手く使うのはどうだろう? 桐乃とあやせの着エロ写真をDVDに焼いて売り、加奈子も含めて賞金の出るミスコンに出させ、瀬菜と黒猫には同人ゲームでも作らせて捌く。 麻奈実には雑用をやらせればいい。だが、そうなると大人の協力者も必要かもしれない。俺が法律上未成年であるだけに、いれば何かと心強いし、場合によっては責任を擦り付けられる。 そこまで考えて俺は溜息を吐いた。机上の空論も甚だしい。そんなことに手間暇を掛けさせるのなら、議員であるあやせの父親の弱みでも探させた方が手っ取り早く金になりそうだ。 仮に弱みがないのなら、勝手に捏造してでも……。 「……情報が足んねえか」 俺はそう呟くと、残りの授業時間中、机の上に伏せて寝ることに決めた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第088回 昼休みに学食で早々に昼食を済ませると、俺は麻奈実を連れて旧校舎へと向かった。瀬菜の件での褒美を与えてやる為だ。 いつもの教室に入って適当な椅子に座り、まずは靴と靴下を脱いで足指を舐めさせてやる。 麻奈実は制服が汚れることも気にせず床へと四つん這いになり、咥えた指に丹念に舌を絡めながら焦れったそうに尻を振った。 「んぼっ……ぶもっ……れおっ……んぱぁ、ご主人様ぁ、もうご褒美頂きたいですぅ……」 「堪え性のねえ女だな。で、どこにどうして欲しいんだよ?」 俺が尋ねると麻奈実は立ち上がってスカートとショーツを脱ぎ、再び四つん這いになって裸の尻を突き出してきた。 「お尻にオチンポ欲しいですぅ、綺麗にしてありますからぁ」 その言動を鼻で笑いながら、俺はズボンとパンツを脱いだ。 未だ麻奈実の尻穴に挿入したことはなく、手元にローションもないが、液体蚊取りが入るなら大した痛みもないだろう。 陰茎に手を添えて亀頭を菊門に押し付け、無言で一気に貫いてやると、麻奈実は大きく背を反らして淫裂から霧吹きのように愛液を噴き上げた。 「んぎひはあっ……勃起オチンポ気持ちいいいいいっ! あひかふへぇ……お尻マンコすごいですぅ…… はへひくうっ……オチンポ入れられただけでイっちゃいましたぁ……」 「余韻に浸ってねえで、早くケツ振れ」 俺がそう言って尻たぶを叩くと、麻奈実は慌てて腰を使い始めた。何度か前後に動かし、円運動を加え、更に左右に振ってくる。 初の尻穴性交ということもあり、どう動けば心地いいのか調べているようだ。そんな試行錯誤を繰り返した後、程なく動きは上下に振りながら円を描くものに落ち着いた。 「はくふあっ……オチンポ気持ちいいオチンポ気持ちいいっ……あへふうっ……ご主人様どうですかあっ…… くひはあっ……雌ブタのお尻マンコ楽しんでくれてますかあっ……」 「まあまあだ。痛くはねえのかよ?」 「ふくひあっ……お尻なら大丈夫ですうっ……かはあうっ……桐野様と加奈子様に拡げてもらいましたからあっ…… ふひくあっ……それに痛いのも大好きですからあっ……」 麻奈実は喘ぎながらそう言うと、更に速く大きな臀部を振り立ててきた。 はっきり言えば腸内の締め付けは桐乃や加奈子と比べて若干緩いが、締め付けられて一物が痛いと言うこともなく、腸液もそれなりに分泌されていて使い心地は悪くない。 何より幼少時から知っている相手の尻穴を犯すというのは中々の気分で、陰茎は速くも精液の射出準備を整え始めた。 「なら、もう少し速く動け。このまま出してやるから」 「くひへあっ……判りましたご主人様あっ……ひくふうっ……お尻にオチンポ汁貰えるうっ…… はふくあっ……オチンポ汁恵んで貰えるうっ……んかふあっ……嬉しくて雌ブタお尻マンコイっちゃいそうですうっ…… かはひあっ………前も後ろもイくイくイくうううううっ!」 大量の愛液を再び周囲に撒き散らし、麻奈実は全身を小刻みに震えさせた。それでも腰を止めることなく、貪るように振り回している。 俺はその尻を両手で抱え込んで強引に動きを止めると、陰茎を目一杯突き入れた状態で精液を放ってやった。 「あぎひはへえっ……お腹が焼ける焼けてるうっ……んがきひはあっ……オチンポ汁染みてお尻イっくうううううっ! ひぐはひふあっ……またイくイくイくイくうへひほあひいっ!」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第089回 翌日の放課後、俺は一旦自宅に帰ってから麻奈実と待ち合わせ、赤城家へと向かった。 訪問することを事前に瀬菜に知らせ、口裏合わせも済ませた上でのことだ。 赤城は所属しているサッカー部の練習に出ており、家には瀬菜と母親しかいなかったが、二人は俺たちを手厚く持て成してくれた。 俺も粗相のないようにし、和やかに対面は済んだ。 その甲斐あってか、一人暮しを父親に認められた、と夜に瀬菜から電話があった。 夏休みになったら祖母宅に荷物を運び入れるとのことで、その際には暇を見て手伝うと告げると、瀬菜は嬉しそうに礼を言ってきた。 更にその翌朝。教室に入ると、赤城は殊更に暗い顔をしていた。 瀬菜の別居に衝撃を受けていることは判ったが、念の為に確認してみると原因はそれだけではなかった。 今回の一件で父親に部活禁止を言い渡され、夏期休暇中は禅寺で延々と精神修養しなければならないらしい。 将来に向けて心身を鍛える為だ、などと当人は言っていたが、事情を知っている俺にとっては笑い話でしかない。 もう役目も終わったことだし、本音を言えば二学期以降も寺に籠もっていて欲しいくらいだ。 しかし、これで瀬菜に関する当面の懸念は全て払拭することが出来た。桐乃の言葉を借りるなら、茎四姉妹の完成だ。 その協力に感謝し、俺は学食で赤城に昼食を奢ってやった。 それから二日間は特に何事もなく過ぎた。が、金曜日の夜になって一つだけ大事なことが決まった。あやせの宿泊の件だ。 俺の指示通り、桐乃はあやせから長期宿泊の了承を取ってきてくれた。これで夏休み前半の予定は確定したが、問題点もあった。 あやせの調教には桐乃の部屋を使うつもりだが、加奈子だけならともかく、瀬菜と麻奈実を泊まりに来させた場合、どこで寝起きさせればいいか? 別に全員を揃える必要はないが、瀬菜は自ら入り浸ると宣言しており、麻奈実は雑用を処理させる為に必要だ。 俺は一頻り考えてから、取り敢えず瀬菜には俺の部屋、桐乃と加奈子には一階の客間、麻奈実にはリビングを宛がうことにした。 瀬菜の引っ越しが完全に終われば祖母宅の一部を使うことも可能だろう。それまでは様子を見つつ、不満が出るようならばその都度考えてやるしかない。 だが、そうなると瀬菜の転居を済ませるのが最優先事項となる。 ならば初日から桐乃、加奈子、麻奈実、そしてあやせの四人を連れて手伝いに行き、早々に終わらせるというのはどうだろう? 引っ越し作業で疲れさせておけば、後にあやせを犯す時、抵抗してきたとしても軽くあしらえる。 「なに考え込んでんの? ご褒美くれる約束じゃん」 思考に耽っていた俺に向かい、桐乃が焦れた素振りで声を掛けてきた。 「ん? ああ、そうだったな。少ししたら行くから、自分の部屋で待ってろ」 「一人で寝ちゃうつもりじゃないよね?」 「ちゃんと行くから、服脱いでベッドで寝てろ。好きなとこに入れてやっから」 「そんならいいけど、なるべく早く来てよ?」 不貞腐れた顔で部屋を出て行く桐乃を横目に、俺は携帯電話を手に取った。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第090回 約束通りに部屋に行き、前に三回、後ろに二回精液を出してやると、桐乃は俯せで尻を高く突き出しまま満足そうに眠りに就いた。 よくそんな姿勢で寝られるものだと思ったが、時折菊門から精液を噴き出す様は見ていて楽しい。 俺は薄く笑いながら陰茎の汚れを濡れティッシュで拭き取り、行為を始める前の電話の内容に思いを馳せた。 通話の相手は瀬菜で、内容は祖母宅の何部屋まで自由に使用できるかの確認だ。 二階の二部屋以外なら自由に使っていいと瀬菜が言ってくれたおかげで、寝泊まりの問題は解消することが出来た。 順番としてはこうだ。まず瀬菜の引っ越しを一日で終わらせ、その晩からあやせの調教に入る。その際、自宅に泊めるのは桐乃と加奈子だけだ。 あやせに対しては言葉で誘導することなく、嫌がる様子を楽しみながら強姦するつもりなので、現段階の瀬菜には刺激が強過ぎる。 場合によっては止めに入ってくるかも知れず、祖母宅で待機させておいた方がいい。麻奈実もその晩は瀬菜の所に宿泊させ、夜通し荷物の片付けを命じておく。 前後の穴にバイブでも突っ込んでやれば、喜んで指示に従う筈だ。 翌日以降は瀬菜以外の手駒を日替わりで常時一人だけ自宅に置いておき、あやせの性奴隷訓練を手伝わせる予定だ。 合間に俺から出向いて瀬菜の相手もするつもりなので、その間の嬲り役は必須と言える。 加奈子の時とは違い、明確な調教計画を立てていないが、何しろ今回は期間が長い。行き当たりばったりでもどうにかなるだろう。 ある程度あやせが従順になった時点で、瀬菜の祖母宅の有効活用だ。 一階の和室二間は全員の寝床とし、洋室は調教部屋、二階の洋間には厚手のマットレスを複数並べて設置し、一部屋全体をベッドとして使う。 出来れば調教部屋にはX字磔台、拘束吊し台、M字開脚診察台、拘束可能な木馬などを置いておきたいが、それには結構な額の金が要る ホームセンターなどで材料を購入し、似たような物を作るという手もあるが、そうなると工作作業の時間が惜しい。まあ、当面は我慢するしかないか。 そう考えた時、脳裏に閃くものがあった。恐らく一番金持ちなのはあやせの家だ。 父親のスキャンダルをでっち上げるのもいいが、実際に金を管理しているのは母親だろう。ならば、あやせの協力を得て母親を犯すというのはどうだ? 母娘を並べて陵辱出来る上に、脅せば金も手に入る。更に日頃から多忙ならば、堕とした後にあまり相手をしてやらなくても済む。 「おい、桐乃、起きろ」 肩に手を掛けて何度も身体を揺すってやると、やがて桐乃は薄く目を開けて俺を見上げてきた。 寝惚けているようだが、それでもいい。確認したいことは一つだけだ。 「んんっ……あはっ……まだしてくれんのぉ?」 「聞きてえことがあるだけだ。あやせの母ちゃんは美人か?」 「ふうっ……んとねぇ……うん……あやせに似てる……けど、ちょっと性格きつそう……」 この際、性格はどうでもいい。年増の裸を見て陰茎が勃起するかどうかの問題だ。 年齢は三十代後半を過ぎているだろうが、あやせに似ているのならどうにかなりそうではある。 その場で屹立しないようなら、ペニスバンドを装着した愛娘に犯させてもいい。 「判った。起こして悪かったな。また寝てろ」 そう言って優しく尻を撫でてやると、桐乃は返事をする代わりに再び菊門から体液を噴き出した。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第091回 土曜日の午後、俺は桐乃にせがまれて一緒に秋葉原へと出掛けた。何でも『星くず☆うぃっちメルル』のコスプレ大会があるのだそうだ。 会場は秋葉原UDXのオープンスペースで、ステージはきらびやかな☆型の電飾や『第二回 星くず☆うぃっちメルル公式コスプレ大会』と書かれた横断幕などで飾り立てられていた。 到着した時点で既に人が群がっており、その数は軽く百名を超えるだろう。殆どが成人男性、いわゆる大きなお友達だ。 メルルの顔がプリントアウトされたピンクの半纏を身に纏い、糸乱れぬ整然とした挙動で色取り取りのペンライトを振り回している。 その異様な迫力と周囲に漂う酸っぱい臭いに俺は顔をしかめた。いつまでもこんな悪臭地獄にいたら鼻が曲がってしまう。 だが、手を掴んで強引に人並みから連れ出そうとすると、桐乃は駄々っ子のように全身で拒絶してきた。 「もうちょっとで始まるから、少しだけ我慢してて。お願い」 あまりにも真剣に頼み込んできたので、仕方なく俺は片手で鼻を摘んで耐えることにした。周囲の目には失礼な人間と映るだろうが、それこそ俺の言いたいことだ。 せめて臭い元の人間には、風呂に入ってから外出するなり、デオドラントスプレーを使うなりして欲しい。と言うか、キャラクター物の消臭スプレーとか出せば売れるんじゃないのか? 不快な顔を向けてくる何人かの相手を適当に睨み付けていると、程なくステージにマイクを持った若い女性が姿を見せた。 隣の桐乃に尋ねると、主人公メルルを演じる人気声優で、星野くららという名前らしい。くららは辺りを一通り見渡して頷くと、不意に叫び声を上げた。 「星くず☆うぃっちメルルっ! はっじまるよぉ――っ♪」 『WOOAOOOOOOOOOOOOOOOOOOO! HOAAAAAAAAAAAA! メルル――ッ! KUKU、くららちゃあ――ん! HYAAAAAAAAAAA!』 こうして観衆からの凄まじい大歓声と共にコスプレ大会が始まったのだが、俺はしばし呆気に取られていた。と言うのも、くららの声が加奈子と瓜二つだったからだ。 「おい、加奈子の声そっくりじゃねえか?」 「ひゃっほー! く・ら・ら! く・ら・ら! ハイハイハイハイ!」 俺の問い掛けに見向きもせず、桐乃は興奮してピンク半纏集団と同じような雄叫びを上げている。 「おい? 桐乃?」 「KUKU、くららちゃあ――ん! ハイハイハイハイ! くららちゃあ――ん!」 俺はそれ以上の質問を諦め、ステージへと視線を戻した。まあ、別にくららと加奈子の声が似ているからといって、何か問題がある訳でもない。 「みんな! ありがとぉ~っ♪ 待ちに待った『第二回 星くず☆うぃっちメルル公式コスプレ大会』の日がやってまいりました。 司会は今年も私、星野くららが務めさせていただきまぁす。それではさっそくエントリーナンバー一番っ♪ イギリス出身の十歳、第一回のコスプレ大会の優勝者、アルファ・オメガのコスプレでブリジットちゃん登場でぇす!」 声援に応えて愛想良く手を振りながらくららがそう告げると、背後の布地の間から見事なブロンドヘアーの白人幼女が現れた。 黒衣の上に同色のマントを羽織り、黄金色に輝く長剣を持っている。衣装に包まれていて身体つきは判らないが、顔は唖然としてしまう程に可愛い。 『UWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA――!』 観衆の殆ども俺と同意見だったらしく、くららの登場時と変わらない程の歓声が辺りを包み込んだ。見ると、桐乃もバンバンと手を叩いて鼻血を垂らしている。 「っきゃ――っ! リアルあるちゃんSUGEEEEEEEEEEEEEEEEE! かっわいいいい! 萌え! 萌え萌え! 家に持って帰ってリアル妹にしたいよおおおおおおっ!」 その言動に呆れながらも、俺はバッグの中のポケットティッシュへと手を伸ばした。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/ 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第079回 昼過ぎまで眠った後に食事を取ると、俺は瀬菜に祖母宅を案内して貰うことにした。 歩いて十分程の所にある和洋折衷の二階屋で、レンガ風の高い塀に囲まれている為に中の様子は判らなかったが、家の前なら何度も通ったことがある。 玄関から中に入ると案外に広く、6LDKと言ったところか。 一階は八畳の和室が二部屋、同じく八畳の洋室が一部屋、リビングダイニングキッチン、風呂場と脱衣所という当たり障りのない作りだ。 が、先行きの介護でも意識していたのか、風呂場は無駄に広く、浴槽も四人までなら一緒に入れそうな程に大きな物が据えられている。 二階は八畳の洋室が三部屋とベランダだけだが、このベランダが中々に面白い構造になっていた。 戸袋からアクリル板を引き出せるようになっており、透明な壁に囲まれた密閉空間にすることが可能で、その気になれば外の景色を眺めながら性交が出来る。 無論、外からも丸見えとなってしまうが、時間を夜に限定し、室内灯を点けなければ周囲の人間に感付かれることもない筈だ。 瀬菜の話では祖母はガーデングが趣味ということで、その為に使うつもりだったのだろうが、精々俺の快楽の為に活用させて貰うことにしよう。 最後に庭だが、残念ながら庭木は殆ど朽ちており、縄を使って吊せるような枝振りの樹木は一本もない。 とは言え、それなりの広さがあり、敷地を囲む塀はどこも高く、場所を選べばここでも交じり合うことが出来そうだ。 「けど、何でこんなに幾つも部屋があんだよ? ここには瀬菜の爺さんと婆さん、二人しか住んでなかったんだろ?」 一通り確認した後に庭先で尋ねると、瀬菜は少しだけ寂しそうに微笑んだ。 「ほんとはあたしの家族と一緒に住みたかったらしいんです。でも、父がそれを断って……。それでも、いつでも泊まりに来られるようにって……。以前、お爺ちゃんにそう聞きました」 俺は黙って相槌を打った。祖母が介護施設へ入所しているという話を聞いた時にも思ったのだが、瀬菜の祖父母と両親との間には何らかの確執があるのかもしれない。 それが嫁姑の諍いだろうと、エディプスコンプレックスの成れの果てだろうと俺には関係ないが、亡くなった祖父の供養の為にも、この家を使って孫娘を存分に可愛がってやるべきだろう。 「で、本当にこの家に住むのか?」 しんみりとした雰囲気の瀬菜の頭をそっと撫でてやりながら、俺は穏やかな口調で問い掛けた。何しろ事ある毎に肩すかしを喰らわせてくる相手だ。 今になって矢張り止めたと言い出してこないとも限らない。となれば、この家をどのように利用するか考えても全て無駄となってしまう。 しかし、そんな心配は無用だったらしく、瀬菜はそれまでの陰りを振り払うように明るく笑って首肯してきた。 「はいっ、もう決めました。例え父に昨日のことを話すことになったとしても、兄の自業自得ですし。それで一人暮しが出来るなら安いもんです。 もうこれで誰の目も気にせず、好きなゲームをしたり、イラスト描いたりしていられます」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第080回 祖母宅を出て駅前のファミリーレストランで食事をし、自宅へ戻った後は当然のことながら性交の時間だ。 真奈美を使って再度赤城から宿泊の許可を取り、避妊薬を飲ませてから風呂場で二回、自室のベッドの上で三回ほど射精してやると、 瀬菜は苦痛の陰もなく陰茎の抽送を受け入れ、俺の指示も受けずに自ら腰を振るようになった。 それも自己の淫悦の為ではなく、俺を喜ばせようと思ってのことらしい。 その心意気に応えようと俺も激しく膣を責めてやり、結果として交じり合いは小休止を含みながらも十二時間に及んだ。 深い眠りを経て目覚めた時には夕方間近で、俺は瀬菜と共にリビングで軽い食事を取ると、再び性愛に耽ることにした。 帰宅しなければならない時間が迫っていた為か、瀬菜は座位で繋がるとすぐに俺にしがみ付き、殊更に乱れて何度も何度も繰り返し果てた。 当初は稚拙だった腰の動かし方も次第に上手く潤滑になり、その痴態と快感に耐えきれずに俺が精を放つと媚笑を浮かべて同時に達し、後に余韻に浸りながら嬉しそうに頬を擦り寄せてきた。 「はぁ……先ぱぁい……はぁ……好きですぅ……はぁ……先輩大好きぃ……」 背中を撫でてやりながら俺は薄く笑った。最早精神は完全に墜ちたと言っていい。後は身体だが、瀬菜に対して調教する気はもう失せた。 今までに培ってきた腐女子としての性知識と偏った趣味性、そして予想外の言動を楽しむだけで充分だ。 感度のいい肉体を弄りつつ望む行為を許容してやれば、いずれ自ら性の奴隷となってくれるだろう。 腕の中で息を整える瀬菜から枕元の時計へ視線を移すと、時刻は十六時三十八分。そろそろ行為終了の頃合いだ。 俺がそっと一物を引き抜こうとすると、瀬菜は哀し気に俯いた。 「……妹さんが帰ってくる時間ですか?」 「十八時頃って言ってたからな。シャワーも浴びてえし、今回はもう終わりだ」 「……今夜は帰らなくちゃ、ダメ、なんですよね?」 「夜になったらな。けど、会えなくなる訳じゃねえだろ? また泊まりに来いよ」 「はいっ。今度はちゃんと準備してから来ます」 瀬菜は顔を上げて朗らかに笑ったが、何となく嫌な予感がして俺は尋ねてみた。 「……準備って?」 「あの、もっと可愛い下着とか、まだ着ていないパジャマとか――」 その当たり前の返答に俺は息を吐いた。とんでもないことでも言い出すかと思ったが、どうも疑心暗鬼に捕らわれていたようだ。 「―――洗顔料とか、デジカメとか――」 「……ん?」 「――ボイスレコーダーとか、綿棒とか……」 「……ちょっと待て。デジカメ以降はいらねえだろ?」 「でも、先輩にイラストのモデルになって欲しいですし、その、出す直前の可愛らしい声と息遣いも録音して手元に置いておきたいです。 こういう関係になったんですから、いいじゃないですか」 どうやら瀬菜は瀬菜で俺を充分に活用するつもりのようだ。勢いに乗じてハメ撮りも出来そうだし、デジカメは許してやってもいい。残るはボイスレコーダーだが……。 「俺の声を録音してどうすんだよ? オナニーでもすんのか?」 「うへへっ」 俺の問い掛けに瀬菜は気味の悪い声で答えてきた。図星だったらしいが、せめて演技でもいいから恥じ入る素振りをして欲しいところだ。 しかし、その場で上手く誘導してやれば自慰を見せてくれる可能性もある。ここは許しておくべきか。 「まあ、それでもいいや。それと、綿棒って何だ? そんなもんならウチにもあるぞ?」 「いえ、お願いする立場ですし、やっぱりあたしが用意するべきかなって……」 「お願いする立場? 何をだ?」 悪寒の核心に迫った気がして俺は唾を飲み込んだ。 「尿道オナニーです。あたし、一度見てみたかったんですよね。それも先輩のが見られるなんて、すっごく感激です」 「しねえよっ! って言うか、したことねえよっ!」 俺が怒鳴ると、瀬菜は何を勘違いしたのか、両手を頬に当てて満面の笑みを浮かべた。 「じゃあ、初の尿道オナニーってことですね? なら、ちゃんと記録に残さなくっちゃ」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第081回 その後、浴室で瀬菜とシャワーを浴び、リビングで夕食を取っていると、予め聞いていた時間よりも幾分早く桐乃が帰宅してきた。 と言っても、瀬菜を家に泊めることにした時から二人が顔を会わせるのは予想の内だ。 桐乃は明らかに不愉快そうな態度になったが、瀬菜が同人誌の話題を振ると簡単に喰い付き、俺が互いを紹介してやるまでもなく、やがて二人は和気あいあいとした雰囲気になった。 もちろん、瀬菜に同人誌のことを口にさせたのは俺の指示だ。他にも桐乃の性格、趣味嗜好などを伝え、仲良くしてやって欲しいとだけ話してある。 それでも瀬菜は演技しているようには見えず、桐乃の方も沙織や黒猫と話している時よりも明るく見えた。 共に学校では趣味を隠しているだけに、似通ったところや感じ入る部分があるのかもしれない。この分なら遠くない日に二人を並べて犯すことも出来そうだ。 「あの元絵師でしょ? 主人公そっくりだったじゃん。瀬菜さんもそう思ってたんだ?」 「よく出版社が許したなって思いますよね? 桐乃さんは新刊読みました?」 「あたしコミックスはパ~ス。アニメになってキャラデザが変わるなら見てもいいけどぉ」 よく判らない会話を聞きつつ俺は先に食事を終え、自分の食器を持って隣のキッチンへと向かった。 汚れた皿を流しに置き、桐乃の分の食事を用意してトレイの上に並べてやる。 ついでに三人分の紅茶を用意してリビングに戻ると、桐乃が俺に向かって問い掛けてきた。 「でさぁ、瀬菜さんって誰? なんで家にいんの?」 その口調は決して意地悪くも辛辣でもなかったが、突然のことではあった。俺が返答に詰まっていると、瀬菜は頬を赤く染めて怖ず怖ずと口を開いた。 「……その、あたし、先輩の、かっ、彼女、かもしれません」 「瀬菜さんも? じゃあ、えっと、四号だ」 「四号?」 「おいこら、桐乃っ!」 「いいじゃん、どうせいつかはバラすんでしょ? あたしが彼女一号、加奈子が二号、あやせが仮三号だから四号じゃん、地味子は単なる肉奴隷だし……」 「ええっ? せっ、先輩っ、どういうことですかっ? ま、まさか妹の桐乃さんにもっ?」 「うん。あたしも兄貴のオチンポ恵んでもらってるよ。こういうのなんて言うんだっけ? 穴兄弟? 女だから違うか。茎姉妹? ロザリオとか授けて欲しい?」 「そっ、そんなっ、先輩が実の妹さんとなんてっ」 瀬菜は目を見開いて嫌々と首を振ると、何かに導かれたように椅子からフラフラと立ち上がり、そのままリビングを出て行こうとした。 急に訪れた修羅場に俺が為す術もなく呆然としていると、桐乃は笑いながら瀬菜の背中に言葉を放った。 「兄貴のこと諦めて逃げんの? あたしは別に構わないけど?」 挑発的な物言いに瀬菜は振り返り、全身を震わせながら桐乃を睨み付けた。桐乃は余裕のある素振りでその視線を受け止めている。 完全に俺は置き去り状態だが、そのことについて文句はない。と言うか、このまま何もなかったことにして自室に帰って寝てしまいたい。 「にっ、逃げませんよッ! 諦めもしませんッ! あたし負けないですからッ!」 「じゃあ、仲良くしようよ? 最後に選ぶのは兄貴なんだし、別にあたしたちが喧嘩することないじゃん。あたし、瀬菜さんとは気が合うかなって思ってんだけど」 その言葉に瀬菜は首を傾げて黙り込み、一頻り何かを考え込んだ後に元の椅子に腰を掛け、深く溜息を吐いた。 「……詳しい話を先輩の口から聞きたいんですけど?」 俺は怖々と頷いた。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第082回 しばらく瀬菜は頬を引き攣らせていたが、俺の話の途中で桐乃が自ら極度のブラコンであることを告げると、少しだけ表情を和らげてくれた。 赤城は別として、その他の人間の特殊な嗜好性や性癖については一応理解があるらしい。 更に桐乃は畳み掛けるようにして、加奈子には素直になれる相手が必要だったこと、あやせには自分を解放させる相手が必要だなどと嘘を並べて力説し、言葉巧みに瀬菜を納得させてしまった。 中でも傑作だったのが麻奈実の説明だ。誰に対しても欲情する性欲過多の色情狂であり、俺が相手をしているのはリハビリの一環だとまで言い出した。 俺は必死に笑いを堪えたのだが、瀬菜の目には悲しみに耐えているとでも映ったらしく、この時点で態度が急激に軟化した。 更に話は黒猫に及び、桐乃はその人となりを瀬菜に伝えた後、他人とコミュニケーションが殆ど取れず、明らかに重度の精神病であり、 整形外科医で額に義眼を埋めて邪気眼とか言い出す前に何らかの処置が必要であると言ってのけ、人肌の温もりを教え込むのが一番の治療法だと説いた。 驚いたことに、滅茶苦茶な理屈であるにも関わらず瀬菜は桐乃の意見に同意した。 聞くと、瀬菜が委員長を務める現在のクラスにも似たような女生徒が一人おり、その対応には日々手を焼いていて他人事とは思えず、どんな形であれ更生させるつもりならば協力は惜しまないと言う。 試しにその女生徒の特徴を聞いてみたところ、黒猫と完全に一致した。 「桐乃。お前、どう思う?」 「……本人じゃん?」 「えっ? その黒猫って人、五更さんなんですか?」 「瀬菜、そいつの名前は?」 「五更瑠璃さんですけど……」 「ぷっ、瑠璃? なんでそれが黒猫になんの? 今度会ったらルリルリって呼んでやろっと」 「ぷぷっ、その時にどんな顔するのか、あたしも見たいです」 桐乃と瀬菜は顔を見合わせて笑った。ありがたいことに当初の険悪な雰囲気は霧散したが、桐乃のオタク仲間が瀬菜のクラスメイトというのも妙な気分だ。 ついでに沙織についても聞いてみたが、瀬菜はそういう人物の心当たりはないと言う。 その後も穏やかな空気は続き、俺と桐乃が全てを説明し終えると、瀬菜は困り顔で笑いながら一度だけ大きく頷いた。 「それぞれ事情があることは判りました。別に先輩が全員とそういう関係にならなくてもいいとは思いますけど……。ですが、五更さんのこともありますし、もう何も言いません。 但し、先輩が結果としてハーレムを作るというなら、あたしもその中に入れるつもりなら、あたしにだって条件があります」 「……取り敢えず言ってみてくれ」 「月に何度か、最低でも月に一度はモデルになってもらいます。その日はあたしの玩具です。それと、一人暮しを始めたら、あたし、この家に入り浸らせてもらいますから。 先輩も桐乃さんもそれでいいですか?」 俺は正直、拍子抜けした。もっと酷いことを言い出すかと思ったが、その程度で済ませてくれるなら願ったり叶ったりだ。 「ああ、判った」 「あたしもいいよ。泊まりに来た時、たまには一緒に寝よ?」 桐乃の問い掛けに瀬菜はにこやかに微笑んだ。
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1289713269/397 う、ううん いたた あれ?、そうだ! 「あやせ、大丈夫?」 「ううん、いたた」 「え?あれ?」 なんであたしがもう1人いるの? 「あれ?わたし?え?」 もう一人のあたしはなんだかおかしなことを言っている えっと、確かあたしがあやせの家の階段から落ちそうになって、あやせが助けようとして もしかして、あやせと体がいれかわった? えええ、ありえないっしょ、入れ代わりとかエロゲじゃないんだから でも今、あたしはあやせで、あやせはあたしで しばらく、混乱していたあたしたちだったけど。 とりあえず結論として戻れるまでお互いの振りをしながら生活しようということになった 「じゃ、じゃあわたし、桐乃の家に行くね」 「う、うん。がんばってあやせ。あたしもバレないようにがんばるから」 あたしは一抹の不安を抱えながら、あたしの姿のあやせを見送った 「はぁ、どうしたら戻れるのかな・・・」 わたしは桐乃の家、高坂家に向かって歩きながらポツリとつぶやいた とりあえず不自然さがでないように、桐乃の話し方を思い出しておこう 「えっと、ただいまでいいんだよね」 高坂家の玄関までたどりつくとなんだかとてもドキドキしてきました ガチャ、「た、ただいまぁ」 記憶をたよりにあたしは桐乃の部屋に向かいます お、お兄さんと会ったらどうしよう 部屋に入ったら、直後に部屋の扉がノックされて、わたしは軽くパニックです 「桐乃、ちょっといいか」 「は、はい!」 お兄さんの声が聞こえて、あわてて扉を開けました 「な、なに?」 「ああ、この前渡されたゲームなんだけどな・・・」 げ、ゲーム?桐乃ぉ、わたしゲームのことなんてわからないよぉ 「えっ、えっとそれは・・・」 「お前、どうかしたか?顔色悪いぞ」 「だ、大丈夫だから、心配しないで。少し疲れただけですから」 「ん?お前なんかさっから変だぞ」 「へ、変じゃないし。いつもこんなでしょ」 こ、こんな感じかな? 「いや、まぁ、別にいいけどよ」 お兄さんが部屋に戻り、わたしは、床にすわりこみます。 「はぁ」 うぅ、わたし桐乃の振りなんて無理だよぉ わたしは着替えた後、お兄さんから「夕飯だぞ」と声がかかるまで うまくできるかずっと悩んでいました。桐乃は大丈夫かな? 夕飯のときも桐乃のお父さんとお母さんに話しかけられましたが 幸いわたしでも答えられる範囲の質問だったので助かりました、話し方もできる限り桐乃に似せた ので怪しまれてはいないみたいです。 ただ、お兄さんだけは、わたしのほうを訝しげに見ていたので内心冷や汗ものでした。 その後お風呂からあがったわたしは、桐乃に電話してみることにしました。 「もしもし桐乃?」 「あやせ?あはは、ちょっと驚いた。自分の声が聞こえてくるって変な感じだよね」 「それはわたしもだよ」 「それでそっちはどう?」 「あたしは何とかやれてる。今のところバレそうにはなってない。あやせは大丈夫?」 「桐乃のお父さんたちには大丈夫そうだけど。お兄さんがどうも変に思ってるみたいで」 「兄貴が?あいつ変なところで鋭いとか うざ!」 「ゲームのこととか、わたしわからなくて、それでどうも怪しまれてるみたいなの」 「あっちゃー。そういえばそれがあったか。あやせ明日あたしがいろいろ教えるからなんとかがんばって」 「そんなこといわれても」 コンコン 「あ、桐乃なんかノックされてる切るね」 「あ、あやせっ」 わたしはあわてて、ケータイを片付けるとドアを開ける 「よう」 「なっなに?」 「ちょっと聞きたいことがあってな。入るぞ」 「な、なに。聞きたいことって」 「お前やっぱり、おかしいな。」 「な、なにが。いつもと同じじゃん」 お兄さんは、ふぅと息を吐くとおもむろにケータイを取り出し電話を始める 「おっあやせちょっといいか」 「なっ、なんであんたがあやせの番号しってんの!?」 「はぁ、そういうことか。これなんてエロゲだよ。桐乃」 「え!?」「え!?」 わたしと電話の向こうの桐乃は同時に驚いていました 「ということは、ここにいる桐乃はあやせなんだな?」 「う、うん」 「なるほどわかった。それじゃあ、事情は今からお前の姿したあやせに聞くから」 「お前は明日、こっちに来い。じゃあな」 「さて、大体の事情は想像つくけど、あやせ。どういうことだこれは」 もう、誤魔化すのはむりだと観念したわたしはお兄さんに事情を説明しました。 「なるほどな、まさにゲームかアニメの世界の話みたいだな」 「わたしたちも、仕方ないから家族を心配させないようにお互いの振りをしていたんですけど」 「お兄さんはだまされてくれないんですね。」 悔しいけどお兄さんが桐乃のことをいつも見てるからってことかな 「なんか桐乃の姿でそういう口調で話されるとむずがゆいな」 「まぁ、とにかく知ってしまったからには、俺もできる限りは親バレして大事にならないように手助けするよ」 「お兄さん。ありがとうございます」 「あ、でも。桐乃がわたしの姿してるからって襲い掛かったりしたら。ぶち殺しますからね!」 「じゃあお前にならいいのか?俺はシスコンだからな襲い掛かるかも知れないぞ」 「せっセクハラですよ!。つうほうしますよ!」 「はは、よかった。桐乃の姿してても、あやせなんだなってわかったよ」 「それじゃ俺は部屋に戻るわ。なにかあったら遠慮なく頼ってくれ」 それだけ言うとお兄さんは部屋に戻っていきました。なんですかカッコつけちゃって。 でも、まだ本当に戻れるのか不安だけど。お兄さんのおかげで、気持ちがずいぶん楽になったな。 うぅ明日、学校で上手くやれるかなぁ。不安に思っていてもやるしかないし、仕方ないんだけど。 もしこのまま一生戻れなかったらどうしよう、早く戻れるといいけど そんな不安を抱えながら、わたしは眠りにつきました。 pipipipi 「ううん、朝?」 「あれ?ここどこ」 「そっか、わたし今、桐乃になってるんだ」 はぁ、学校不安だなぁ。桐乃はどう思ってるんだろ わたしは着替えると、髪のセットとお化粧をして部屋を出ました あれ、お兄さんまだおきてないのかな?さっきからずっと目覚まし鳴ってるのに。 お、起こしてあげましょうか// .// 「お兄さん、入りますよ」 思ったとおりお兄さんはまだ寝ています 「お兄さん、いつまで寝てるんですか、もう朝ですよ」 「早く起きないと、遅刻しますよ」 まず目覚ましを止めて、カーテンを開け、お兄さんを揺すります 「ううん、桐乃?」 「はい?」 パシ、お兄さんはわたしの腕をつかんできます。なっなんでしょう 「お前、本当に桐乃か?俺の妹様はこんな、かいがいしいやつじゃねぇんだよ!」 「あ、あのお兄さん?わたし、あやせなんですけど。」 「へ?」 「お兄さん寝ぼけてるんですか?」 「むぅ。はっ! すっすまんあやせ! そういえば体が入れ替わってたんだったな!」 お兄さんはあわてて、頭を下げてきました。わたしは別に気にしてませんけど それより、桐乃が普段こういうことをしていないということに驚きました。 「とにかく、早く起きてくださいね」 わたしは一足先に食卓へ行きました。えっとフランクに会話すればいいんだよね。 「お、おはよう」 桐乃の両親と挨拶をしたあとトーストを焼くために立ち上がったときお兄さんがやってきました。 「おはよぅ」 「おはよう。兄貴の分もパン焼いちゃうね」 「え?」 「え?」 「む?」 お兄さん、桐乃のお母さんが驚きの声を上げ、桐乃のお父さんがコーヒーを落としました 「うお!」「ああ、お父さん何やってるんです」 あれ?わたしなにか変なこと言ったかな? お兄さんが近づいてきてそっと耳打ちします 「桐乃は普段そんなこと絶対しねぇし、俺にそんな気遣いもしないんだよ」 「ええ!?」 桐乃、普段家ではどんなふうにしてるの? 「行ってきます」 わたしはお兄さんと2人で家を出て学校へと向かいます 「あやせ、桐乃をちゃんと家につれてきてくれよ」 「あ、はい。話し合わないとだめですからね」 「ああ、俺はこっちの方向だから、あやせ学校がんばれよ」 「はい、そこはかとなく不安ですけど」 教室に入ると桐乃はもう来ていました、わたしは素早く近づいて話かけます 「桐乃、家のほう大丈夫だった?」 「うん、今のところはなんとかなってる。あやせは?」 「わたしもなんとか」 本当はなってないけど 「それよりも、学校でバレないように気をつけないと。」 「呼びかけられたときとかは気をつけないとね」 その後、授業中なんどか当てられたけど。わたしたちはなんとかやり過ごすことができ。 友達とも話をあわせることには成功していました。 放課後になり、わたしは。桐乃を誘って家に帰りました。 「ただいま」 「お、お邪魔します」 「はぁなんだか自分の家なのに変な感じ」 打ち合わせどおり、桐乃の部屋でお兄さんが帰ってくるのを待っていると 30分くらいたったころお兄さんが帰って来ました。 コンコン 「あやせ、桐乃、入るぞ?」 「あ、はい」 わたしが部屋のドアを開けます 部屋に入ってくるとお兄さんはまず、わたしの姿をした桐乃に話しかけます 「桐乃なんだよな、どうだ、あやせんちでうまくやれたか?」 「大丈夫に決まってんでしょ、バカ兄貴」 「くっ、あやせに言われてる見たいでなんか変な気分だぜ」 「セクハラですよ、お兄さん」 わたしはお兄さんにジト目を向けます 「わ、悪い」 それからわたしたちは、今後の相談や普段の生活とか話し方を教えあったりしました。 結論として、わたしは桐乃として生活するうえで、陸上は身体が戻るまで休むことになりました 今日、体育があったのですが、桐乃から見ると、明らかに走り方が違うし、代わりに走るのは無理だとのことです。 「うう、桐乃ごめんね」 「いいよ、気にしないで」 「それじゃ、あたしはそろそろ、あやせんちに戻らないと」 「あ、うん。ホントにごめんね桐乃」 桐乃が出て行ってから、わたしとお兄さんは2人でもう少し話し合いを続けました 「お兄さん提案があるんですけど」 「ん、なんだ?」 「あの、わたし、兄貴って呼ぶの抵抗あるので変えてもいいですか?」 「あ、もちろん2人きりのときはお兄さんって呼びますけど。ほかの人がいるときの呼び方を」 「そうだな、じゃあ、お兄ちゃんなんてどうだ?」 「お、お兄ちゃんですか?わかりましたそれでいいです。」 「いただきます」 やっぱり、うちとは味付けとか違うなぁ 「あ、お兄ちゃんお代わり入れようか?」 「え?」 かしゃん、ゴトン お兄さんがすごく驚いた顔をして、桐乃のお母さんはお箸を落とし、お父さんはご飯茶碗を落としました お兄さんは、信じられないものを見たような顔をしていましたが、ハッとして 「あ、ああ頼む」 わたしに茶碗を渡しました 「き、桐乃?どうかした?なんか朝から少しおかしいけど?」 「え?なんでもないよ?」 「京介、あんた何か知らないの?もしかして、あんたが桐乃に何かしたんじゃ?」 「そうなのか?」 「ち、ちげーよ。俺は何もしらねーって。親父もお袋も何言ってんだよ」 わたしはそんな光景をみていて、楽しい家族だなと思っていました 京介Side 「ん?」 ベッドで寝ているとケータイがなっているのに気づき、着信をみるとあやせだった 「あやせ?なんだこんな時間に?ってそうだ、あやせは今桐乃だったな」 「モシモシ、どうした桐乃?」 「兄貴、お願いがあるの」 お願い?なんだ? それはともかくあやせの声で兄貴とかお願いって言われると興奮するぜ 「あ、うん、あのね。エロゲなんだけど」 「はぁ?エロゲ?」 「ちゃんと話し聞けっての。あたしのエロゲもって来てほしいんだけど」 「ちょっと待て!なんで俺が」 「あんたが持ってきてくれるのが一番不自然じゃないからじゃん」 「友達のお兄さんが、友達から頼まれて持ってきてくれたってことにするから」 「いつ、戻れるかもわからないし、これ以上エロゲしないでいるのは我慢できないんだって」 「まだコンプしてない分だけで良いから」 「ああ、わかったよ。明日もって行ってやる」 はぁ、まったく俺はとことん妹に甘いな、まぁあやせの声でこんなこと頼まれたら、どちらにせよ断れないんだけどさ。 「で、どのあたりに置いてあるんだ?」 「押入れの一番手前に、積んであるからそれ持ってきて」 「わかったよ。じゃあな」 さて、それじゃ取りに行ってくるかな、あやせに説明するのが怖いぜ 京介Sideend 「あやせちょっといいか?」 「はい?」 お兄さんが悪いなといって部屋に入って来ました。 それからさっき桐乃から電話で頼まれたことを聞かされました。 「わ、わかりました。いいですよ」 「え?いいの?怒ったりするかと思ったぜ」 「わたしだって桐乃がそういう趣味を持ってることは知ってますから。」 お兄さんは押入れをあけてその中から、いくつかのゲームの箱を持って部屋に戻っていきました 「この押入れの中、こんなことになってたんだ。それにしてもすごい数」 わたしは押入れを閉めて、ベッドに横になり、考え事をはじめた。 「ふぅ」ベッドに寝転び小さく息を吐く 1日が過ぎたけど、まったく戻れるような感じはしない わたしは、もしかしたら一生このままなのではと思い始めていた 決めた。もう、無理に真似をするのはやめよう、桐乃には悪いけど、こんなこと続けても無理が出るに決まってる バレることは避けないといけないけど、バレないようにしながらも素の自分でやっていこう 桐乃だってお兄さんにあんな電話かけてきたんだもん、いいよね。 わたしはそう決意を固めて眠りに着きました 「さ、今日からはくよくよしないぞ」 わたしは身支度を整えるとお兄さんを起こしに向かいます なんか、こういうのちょっといいかも 「お兄さん、朝ですよ起きてください」 そうだ、ちょっといたずらしちゃおっかな 「お兄ちゃん、起きてくれないとわたし・・・」 「お、起きた、起きたぞ」 「はぁ、あやせ。桐乃の姿でそういうことされると心臓にわるいぞ」 「ふふ、ごめんなさい」 「それじゃ、下で待ってますから」 「おはよう、お母さん朝ごはんの準備手伝うよ」 「え?桐乃いったいどうしたの?熱でもあるの?」 「大丈夫だよ」 お父さんが不思議なものをみたような顔で見ていたけど、これがわたしだから 「いってきまーす」 「あやせ、今日はいったいどうしたんだ?」 「わたし決めたんです、無理して真似するのはやめようって。もちろんバレないようにはしますけど わたしらしさもだして行こうって。」 「桐乃にも学校で話します。きっと桐乃もそういう気持ちだから昨日お兄さんにあんな電話をかけてきたんだと思います」 「そっか、お前がそう決めたんなら、俺はなにもいわねえよ」 「強いんだなあやせ」 「そんなことはありませんよ。それじゃわたし行きますね」 「ああ、気をつけてな」 京介Side 「ふぅ、今朝は驚いたけど、ああいう妹もいいもんだな。」 桐乃がエロゲにでてくるようなかわいい性格になったらこんな感じなんだろうかと俺は考えていた 「きょうちゃん、おはよう」 「よう麻奈美」 「きょうちゃんなんかうれしそうだね、なんかいいことあった」 「んなことねーよ」 昼休み 「なぁ赤木、もしだけどさ、瀬菜とお前も仲のいい瀬菜の友達が入れ替わったりしたらお前どうする?」 「はぁ?高坂どうしたんだ?なんかのマンガの話か?」 「いいから答えろよ。」 「俺と仲のいい瀬菜ちゃんの友達なんていねえからなんとも、言えねえけど」 「とりあえず、その子を少しでも妹のように見れるようにがんばるかな、一緒に暮らすわけだし」 「そっか、ありがとよ」 放課後 俺は急いで、家に戻り、用意していたエロゲを持って家をでて桐乃に電話をかける おれはあやせの電話番号を選んでコールする、ああややこしいったらないぜ 「おう、桐乃、これから持っていくから」 「うん、わかった」 新垣邸の前まで着くと、俺はもう一度電話をかけ桐乃を呼びだす はぁ、妹の友達の家に大量のエロゲもってくるとか傍目からみたらとんだ変態だな俺 「お待たせ」 「おう、これだ」 「うん、ありがと、ねえあがってきなよ」 「ああ」 部屋に通されたあと、一旦出ていた桐乃がお茶と菓子を持って戻ってくる あやせと2人きりになると恐怖を感じたものだが、今はまったく、そんな感じはしないな。 やっぱ、中身が桐乃だとかもし出す雰囲気みたいなのが違うね。 「なに、キョロキョロしてんの」 「いや、なんでもねーよ」 「ねえ、あやせからガッコで言われたんだけどさ。」 「ああ」 「身体が入れ替わってても、あたしたちらしくやろうって。兄貴も聞いてるみたいだけど」 「そうだな、今朝あやせから聞いたよ」 「お前はどうなんだ?」 「あたしも、同じ気持ち。だからエロゲもってきてってたのんだんだし。」 「そっか。ならいいんだ。この家では上手くやれてるのか?」 「うん、あたしは大丈夫。それよりあやせのが心配だよ。あんたが同じ家の中にいるだけでも心配なのに」 「おい、俺はそんな鬼畜じゃねーぞ。中身はあやせでも身体は妹なんだから」 「妹に手を出すようなことはしねーよ」 「どうだか、あんたシスコンだし」 「まあ、それはともかく。あやせなら上手くやってると思うぞ」 「親父たちのほうが、娘の変わりように驚いてるくらいだよ。飯の準備手伝ったりとかしてるから」 「お前はそういうの全然しなかったからな」 「へぇ、あたしここでもやってないけど、特に何も思われてないように思うけど」 「手伝ったほうがいいのかな?」 「そういう反応なら、あやせも、いつも手伝っていたわけではなさそうだけど、時々はやったほうがいいかもな」 「そうだね。関係が悪くなるのはいやだし」 「それじゃ、俺はそろそろ帰るわ。」 「あ、兄貴。」 「あん?なんだ?」 「や、やっぱりなんでもない」 「それじゃあな」 新垣邸をでたあと、俺は歩きながらさっきの桐乃が言いかけていたことを考えていた あいつ、きっと寂しくなってきてるんだろうな。 あのあと、また来てくれる?とか言おうとしてたんだろう 「なんて、そんなのは俺のうぬぼれかな」 俺が家に帰り、リビングへ入ると、キッチンにいたあやせが近づいてくる 「おかえりなさい。桐乃どうでした?」 「ああ、問題なさそうだったぞ。お前のほうが心配だって言ってたくらいだ」 「そうですか、お兄さんの目からみてそれならいいんです。」 「2人でなに話してるの?」 「何だよお袋、驚かせるなよ」 「わたし、料理のつづきやるね」 「なんだかずいぶん仲良さそうじゃない」 「んなことねーよ」 「そお?」 「ところで桐乃は料理とか言ってたけど?」 「ああ、あの子ね、なんか今日の夕飯の準備手伝うって言ってきて珍しいこともあると思って、手伝わせたんだけど ずいぶん手つきもいいし、いつの間にあんなにできるようになったのかしらね?1品任せちゃったわよ」 お袋のやつ、手抜きできて喜んでやがるな。そっかあやせは料理上手いのか。 「お父さん、このおかず桐乃が作ったんですよ」 「ん?本当か。どれ、うん上手いな。いつの間にかこんなものも作れるようになってたんだな」 「そんな、ほめるほどのことじゃないよ」 親父のやつ娘の手料理がよほどうれしいらしい、頬がゆるんでやがる 「お兄ちゃんどうかな?」 ぐ、このタイミングでくるか 喉詰まりそうになったぞ 「あ、ああ美味いよ。ずいぶん美味くできるようになったんだな」 「喜んでもらえたならよかった」 俺たちは和やかな雰囲気で食事を終えた 寝る前にあやせが俺の部屋へやってきた 「お兄さん、ちょっとお話いいですか?」 「ああ、どうした」 「お兄さん、桐乃の、そのオタクの友達にはどうしましょうか」 「わたし、そういう話はわかりませんし、かといって付き合いを絶つということもできないし」 「ああ、その件なら俺も気になってたんだよ」 「どうしたもんかな」 「なぁ、あやせ。あいつらには話してしまってもいいかな?」 「あいつらは信用のおけるやつらだってことは俺が保障するし、理解してくれるはずだ」 「桐乃の心の支えにもなってくれると思う。どうだ?」 「わかりました、お兄さんがそこまで言うなら安心します。近いうちに桐乃も交えてあって話しましょう」 「ああ、ありがとな、あやせ」 俺はベッドの上で目を閉じて、考え事をしていた 黒猫と沙織には早く話さないとな。そうやって、少しづつ解決していくしかないか いつ戻れるのか、わからないし。あまり考えたくはないがもしかしたら一生戻れない可能性だってあるんだ せめて、あいつらが悲しまないようにだけはしてやらないと。 俺の力でどこまでやれるかはわからないけど 全力は尽くそう。俺はそう心に誓った それから数日がたった この間、黒猫と沙織に俺の家に集まってくれるように頼み。桐乃にも俺の考えを伝えた。 「そう、事情は理解したわ」 「奇妙なこともあるものですな」 黒猫たちは事情を説明すると概ね理解してくれた。 ただ、これまよりも付き合いにくくなるのは間違いないから、やりにくいというのが実際のところだ まぁ、今までつるんでる相手の見た目が別人になれば戸惑うのも当然だと思うし 「あやせ氏でしたか?どうです、この機会に我々と同好の士となるのは?」 「わ、わたしはそういうのよくわからないし、あまり興味も持てないから」 あやせはそういって俺に近づき服のすそを掴んでくる。そんなにビビらなくても大丈夫だぞ。 「そうですか、残念ですが」 「ねぇ、以前のあなたより、中身が入れ替わったほうが妹らしく見えるのは私の気のせいかしらね」 黒猫があやせの姿の桐乃にそんな不穏なことを話している 「そ、そんなことないし」 「そう?なら気にしないで」 それからしばらく他愛ない話を続けてお開きになった その夜、あやせが俺の部屋へやってきた 「お兄さん、わたしなんだか変なんです」 「は?」 「今日、桐乃より妹みたいに見えるって言われたときもなんだか胸がザワザワして」 「お兄さんといると、話をしてると、なんだか気持ちが落ちつかないんです」 な、あやせのやついったいなにいってるんだ? 「お兄さん、確かめさせてもらっていいですか?」 「な、なにを?」 な、何を確かめるんだ?って、何目を瞑って唇を近づけて・・・・・・ 「うむぅ」 桐乃の姿のあやせにキスで唇をふさがれた、な、なんだこれ、どういう状況だ 俺、妹とキスしてることになるんだよな? 「やっぱり」 唇を離したあやせがポツリとつぶやく 「え?」 「き、キスしたら、気持ちがすごく満足して暖かい感じになりました」 「きっと桐乃の体になってるからお兄さんを無意識に求めてたんじゃないかと」 ええええ、桐乃が俺を?そんなバカな? 「お兄さん、そんなわけないとか考えてますね。わたしの感だと間違いないと思います」 「それにわたしだってお兄さんのこと、こうやって桐乃になってみたら、いいなって思いますから」 「そ、それじゃおやすみなさい」 俺は呆然としたまま、その後ろ姿を見送った え?、俺あやせとキスしたの?い、いや体は桐乃だから桐乃とキスしたんだよな? これどういう状況なんだ、だけど、唇柔らかかったな、いいにおいもしたし まだ残り香がある、ついクンクンしちまったぜ。 いかん、なんか変態みたいだな俺。 と、とにかく寝よう、そうしよう だが、俺は悶々としたままなかなか眠ることができなかった。 数日後、俺は桐乃から呼び出された まぁ体はあやせなんだけど、 中身が生意気な妹でも、あんな可愛いエンジェルボイスで呼ばれたら、いかないわけにはいかないだろ ここ最近よく来るようになった新垣家の玄関を見る。何を緊張しているんだろうね、俺は。 呼び鈴を押すと、あやせ(桐乃)が出てきた 「入って」 「おう」 通されたあやせの部屋はなんだかずいぶん以前来たときと雰囲気とか匂いとかが変わっている 桐乃の趣味が出てるのかね 「ねぇ兄貴。あたし、兄貴が好きなの」 「は?」 いきなり何言い出すんだ、こいつ?でもあやせの口から好きって言われるのは悪い気はしないね 「冗談じゃないから、ずっと好きだった。でも妹だから我慢してたの。でも今はあたしはあやせだもん、妹じゃない」 「あやせには悪いけど、はっきりさせる。あたし兄貴が好き、女の子として愛してほしい」 「お、おま、お前いきなりなんてこと言い出すんだ」 「いきなりじゃない、ずっと考えてた。今のあたしは他人から見るとあやせだから、兄貴の妹じゃないって気がついたときからずっと考えてた。」 「兄貴はあたしのこと嫌い?」 「そ、それは・・・・」 そんなことあるわけない、俺はシスコンだからな。それにあやせにこんな風に告白されて誘われてるシチュで断れるわけないだろ 「そんなことない、俺だって好きだ。キスだってしたいし、その先のことだってしたいさ」 言っちまったああ、ここまで言うつもりなかったのに勢いで何口走ってんだ俺は。やべえなこれは引かれたか? 「いいよ」 「へ?」 突然、唇にやわらかいものが押し当てられる 「ぷはっ、ねぇエッチしない?」 「え?ええええ?」 「大丈夫、今この家にはほかに誰もいないし、今日は夜まで帰ってこないから」 「いや、だけど、それは」 「だめ?あたしはしたい。妹じゃないんだからいいっしょ。あやせには悪いと思うけどもう我慢できない」 くそ、ここまで言われたらもう駄目だ。俺の理性はもう持ちこたえられそうにない 「いいぜ」 俺はあやせ(桐乃)を押し倒し服と下着を脱がせる そのあと俺たちはなんども愛し合った、気づいたらもう外が薄暗くなっていたから2時間くらいか 「ねぇ、兄貴、このことあやせには内緒だから」 「あ、ああわかってるよ」 俺が服を着ているあいだ、まだベッドで裸のままでいるあやせ(桐乃)からそんなお願いをされる いえるわけねーけどな。妹と身体が入れ替わってる間にエッチして処女喪失しましたなんて 「それじゃ、俺帰るから」 「うん、兄貴、今日はありがと」 「ああ」俺は軽く手を挙げて部屋をでて新垣家を後にした その夜 まさかこんな、展開で初エッチをすることになるとはな。 しかもあの、あやせと。まぁ中身は桐乃だけどさ。でも恋人になることもできる。 なんだこれ、夢のような展開じゃねーかあやせと恋人なんて。中身は桐乃だが。 だけど表立って恋人をするわけにはいかないよな、あやせの手前。 だけどさ、うれしいものはうれしいんだよ。俺だって男なんだからしかたないだろ。 俺の心はいつになく高揚していたのだった じりりりり 「お兄さん朝ですよ起きてください」 「ううん、後5分」 昨日、興奮がなかなか治まらなくて寝付けたのが遅かったんだよなぁ 「お兄さん、起きてくれないと、キスしちゃいますよ」 チュ !!!!! 「な、な、な、き、桐乃な、なにを!?」 「うふ、起きてくれましたね。それからわたしはあやせですよ。見た目は桐乃ですけど間違えないでください」 「あ、わ、悪い」 「早く降りてきてくださいね」 なんだかご機嫌な桐乃(あやせ)が去った後、俺はノソノソとベッドから降りて着替えを済ませた 「それじゃ、気をつけてな」 「はい、お兄さんも」 俺たちは通学路の途中でそれぞれの方向へ向かうために別れる 「きょうちゃん、おはよ」 「よう、麻奈美」 「ねぇ、桐乃ちゃん最近変わったね。」 「そ、そうか?」 「うん、なんかやわらかくなったって言えばいいかな。そんな感じ」 まぁ、中身はあやせだからな、桐乃みたいにツンツンしてないから当然か その夜、夕飯の時に 「あ、そうそう、あんたたち今週末からの3連休でお父さんとお母さん旅行に行くから」 は、なんだよ突然いいだして。 「え?そんなこといってた?」 俺と同じ疑問を桐乃(あやせ)も持っていたようだ 「言い忘れてたのよごめんね」 「あはは、うん、わかった家のことはわたしがちゃんとするから」 「大丈夫、任せて?」 「うん、任せておいて」 なぜか桐乃(あやせ)はやる気満々だった そして時間は流れ週末になった 「それじゃ、行ってくるから」 「うん、行ってらっしゃい」 桐乃(あやせ)がリビングに戻ってきたかと思うと小言を言い出した 「もう、お兄さんも見送りくらいしようよ」 「別にいいよそんなの」 「はぁ、まったく、休みだからってだらけすぎですよ」 「お掃除しますから、どいてください」 「あいよ」 桐乃(あやせ)はテキパキと家事をやっていく 桐乃のやつはこんなこと全くやらなかったから妹のこういう姿を見るのは、なんていうか新鮮だな エロゲの妹キャラとだめ兄貴の主人公の図みたいなのが、俺的には微妙だが。 「お兄さん、夕飯なにがいいですか?」 「ん?ああそうだな」 中身はあやせだってわかっているんだけど、妹とこういう会話ができるのは素直にいいもんだなと思うよ。 それから、俺たちは2人で買い物に行き、桐乃(あやせ)のつくった夕食を食べた 「片付けは俺がやるよ、全部任せきりにするのも悪いし」 「そんなこと気にしなくていいですよ、片付けもわたしがしますから、お兄さんはお風呂にでも入ってきてください」 「あ、ああわかったよ」 はぁ、結局今日は何もかも桐乃(あやせ)に任せ切りにしちまったな、俺は風呂に入りながらポツリとつぶやく 「あやせ、風呂空いたぞ」 「は~い」 桐乃(あやせ)はソファに座ってテレビを見ていたようだ そうそう、変わったといえば、あやせは桐乃が以前着ていたような、大胆な感じの部屋着は着ないこともそうだな あとは、最近髪を黒く染めなおしてもいたな。なんでも高校受験にあわせてとか行ってたけど。受験するのは有名な女子高だからとか。 髪が黒くなった桐乃は見た目もあやせに結構似ていて驚いたな。この姿を見て親父は喜んでたが。 部屋に戻りマンガを読んでいると、あやせがやってきた 「お兄さん、どうでしたか、わたし今日はお兄さんの理想の妹を目指して頑張ってみたんですけど」 「あ、ああ。それで今日やたらと張り切ってたんだな」 「はい、こうなってしまった以上、わたしは、わたしなりにちゃんと桐乃を、いえ。お兄さんの妹をしようと思うんです」 「あやせ、お前そんなこと考えてたのか、無理はしなくてもいいんだぞ」 「無理なんてしてませんよ。実のところ言うと、わたし、こういうの結構楽しいんです」 「わたしは一人っ子だったから、お兄さんのいる桐乃がどこかうらやましかったんです」 「だから、おもいきり妹というのをやってみようかなって。」 「そっか。うれしいぜあやせ」 俺はそっと頭をなでてやる。すると身をのりだして俺の口をやわらかい唇で塞いできた。 「お兄さん、わたし、お兄さんに抱いて欲しいです。」 「いや、だけど。妹を抱くなんて」 「お兄さんは妹が大好きなシスコンじゃなかったんですか?」 「それに、わたしはあやせですよ。確かに身体は桐乃ですけど。お兄さんの罪悪感は減らしてあげることはできると思います」 「大丈夫ですよ、誰にも言わなければバレることはないです。」 「わかった。本当にいいんだな。」 「はい。お願いします」 俺は桐乃(あやせ)をベッドに寝かせると服を脱がせにかかる 「あやせ、脱がせるぞ」 「はい、どうぞ」 俺はパジャマのボタンをひとつずつ外して上を脱がせる 「ブラはつけてないんだな」 「わたしは、寝るときはつけませんよ」 「そっか、それじゃ下も脱がせるぞ、腰を浮かせてくれるか?」 あやせが腰を浮かせると俺はパジャマの下を完全に脱がし下着も続けて脱がせた 「あんまり、マジマジと見られると恥ずかしいですよ」 「ご、ごめん、でも綺麗だ」 あやせは少し複雑な顔をしながら「ありがとうございます」と言った それも、そうか身体は桐乃なんだもんな。だけど妹の裸ということもあるのだろうか 俺は大きくなってから初めて見る妹の裸に激しく興奮していた 「あやせ、胸さわるぞ」 「はい」 俺は胸を揉みほぐすようにしながら乳首を捏ねくりまわしていた 「あ、だめ、そこ」 俺は、手を少しずつ下に下ろして行き、薄い恥毛の生えたアソコをなでる 「ん、そこは」 「あやせ、脚広げるぞ」 「あ、ちょっと待ってください、ああ」 俺の身体を割り込ませて、脚が閉じられないようにし、アソコを両手で広げると、もうすでにビショビショに濡れていた 「あやせ、すごい濡れてる」 「ううぅ、恥ずかしいですよ。」 「恥ずかしがることないさすごく綺麗だ」 アソコはもの欲しそうにヒクヒク動いて愛液を次々に湧き出していた 初めては痛いだろうし、まずはイカセてやるか。俺はそう考えてクリを中心に攻めることにした。 「ああ、そこ、だめです、ビリビリきて感じすぎちゃう、お兄さんそこはダメ、おかしくなっちゃう!」 「あ、ああああ」 身体をピンと突っ張ったあと、細かく痙攣している。どうやらイッたみたいだな。 「はぁはぁ」 「大丈夫か?」 「はぁはぁ、ひどいですよお兄さん」 「ごめんごめん」 「そろそろ挿れようと思うんだけど大丈夫か」 「あ、はい。きてください」 俺は、その膣穴に狙いを定めて腰を落としていく ずぷ 先が入ったところであやせが声をあげる 「ああ、なにか入ってくる」 「今、先が入ったところだ、ゆっくり入れていくから力抜いてろよ」 「はい」 俺はそのままゆっくり奥に押し入っていく 「痛っ、っぅ」 あやせは目に涙をためて痛みを我慢しているようだ、途中引っ掛かりを感じるところがあったがそこが処女膜だったのだろう、そのまま最奥まで押し込む 「あやせ、全部入ったぞ」 「はい、わかります、お腹の奥まで入ってるのが」 「あの、お兄さん動いていいですよ。男の人って動いたほうが気持ちいいんですよね?わたしは大丈夫ですから」 「わかった、動くぞ」 俺は、腰をとにかく奥まで突く感じで動いていたら、最奥に何か当たるものを感じだ。 もしかしてこれが子宮口かな? 「あ、奥、お腹の奥に、お兄さんが当たって、あ、ああ」 「っく、もうだめだ、出る」 「あっ、はぁん、出るって、射精するってことですか?」 「ああ、ゴムしてないし、抜くぞ」 「だ、大丈夫です、今日は大丈夫な日ですから中に出してください。最後までお兄さんを感じたいんです」 「はぁはぁ、いっ、いいのか?」 「っあ、ああ、いいです。中に出してください!」 「くっ出る」 俺は最奥にすべて吐き出したが、中ではまだ搾り出そうとするように締め付けてきていた 「あやせ、抜くぞ」 「はい」 アソコを抜くと、精液と愛液が混ざりあった中に血が混じってピンク色になった液体が零れでてきた 「おっと」 俺はティッシュをとり、股間を拭ってやる。 「あん。そこ、まだ敏感になってるんですからやさしくしてください」 「ご、ごめん」 後片付けを終えたあと俺たちは2人裸のまま抱き合って布団の中にいた 「ねぇ、お兄さん」 「ん?なんだ?」 「このこと、桐乃には秘密ですからね」 「あ、ああ当然だろ」 もう、あやせの身体の桐乃ともやっちまってるんだけどな こうして俺は2人とそれぞれの秘密を抱えることになった それから数ヵ月後 俺は大学に合格し、桐乃とあやせも同じ女子高に合格した 今もまったく元に戻る方法もわからないし、戻る気配もない だけど、もう俺たちは一生このままでもいいかと思い始めていた 最近、俺とあやせ(桐乃)が結婚すれば桐乃は大好きなお兄さんと結婚できて夢がかなうよね。 わたしもお兄さんの妹結構気に入ってるんだ、などと桐乃(あやせ)が言っていた。 もしかしたら、あやせは薄々俺たちの関係を気づいてるのかも知れない。 俺も同感だった。この生活は悪くないと思っている。 もしかしたら俺たちの願望を神様がかなえてくれた結果がこれなのかも知れないな。 そんならしくないことも考えちまってる。 今日は、高校の制服ができたらしく、着て見せてくれるというのだ。 「入っていいですよ」 俺はドアを空けて入ると息を呑んだ。 「どうですか?」 「どうかな?」 そこにはなんとも俺好みの黒髪の美少女2人がかわいいと評判らしい制服を着ていた 「あ、ああかわいい!2人ともすげえかわいい!」 「ふふ、ありがとうございます」 「まっ、当然だよね」 「それじゃ、このままどこか出かけよっか」 「うん、いいねわたしも賛成お兄さんデートしましょうか」 「美少女2人とデートできるんだからありがたく思いなさいよ」 「ああ、ありがよ」 正直すげえ、うれしいぜ。なんて豪勢な両手に花だよと自分のことながら思っちまうね。 俺たちは玄関を出ると、2人が腕を絡めてくる 「お、おい」 「それじゃいこっか」 「うん、どこ行きますお兄さん?」 「2人に任せる」 「まったく、男ならハッキリしたら」 「あはは、でもお兄さんらしいかな」 俺はこんな幸せな時がずっと続いて欲しい、そんなことを考えながら2人と共に歩き出した。 END
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http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266820218/617-619 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第071回 その後、瀬菜に夕食を用意してやってから俺はリビングを出た。アリバイ作りの為だ。 自室で携帯を手に麻奈実へと電話を掛け、道端で泣いている瀬菜を見つけたので保護し、自宅に泊めることにした、と赤城の家に電話連絡を入れるよう指示を出す。 経緯については触れず、本人を電話に出せと言って来た場合には自分の裁量でどうにかしろ、とも付け加えておいた。当然、事の首尾を報告するようにとも告げた。 瀬菜に聞いたところ、両親は温泉旅行に行っており、日曜日の夜まで不在だという。 それで赤城も行動に踏み切ったのだろうが、馬鹿な奴だ。みすみす俺に瀬菜を犯す機会を与えたことになる。 相手が赤城一人なら、麻奈実が電話してきたことには驚くだろうが、瀬菜への後ろめたさから宿泊を許可する筈だ。 明日の夜も同様の電話を麻奈実に入れさせれば、日曜の夜までは瀬菜を手元において置ける。 麻奈実との通話を終えた後、ベッドの上を整え、簡単に部屋の清掃をしていると、携帯から着信音がした。かけてきたのは麻奈実で、瀬菜の宿泊の許可を得たと言う。 後日褒美をくれてやると告げて電話を切り、清掃を終え、俺はリビングへと戻ることにした。 再びリビングに戻ると、瀬菜が心配そうに俺を見つめてきた。宿泊先の嘘に関しては、麻奈実に電話をする前に瀬菜に話して了承させてある。 上手くいったのかどうか、赤城しかいない自宅に帰らないで済むのかどうか、それが心配なのだろう。 「大丈夫、許可は貰ったらしいから。これで安心だろ?」 瀬菜は小さく頷き、照れ臭そうに頬に手を当てた。好意を伝えてからは、常時はにかんだ笑みを見せて俺の言葉に従っている。 当初は俺への相談を終えた後で女友達の家に泊まりに行く予定だったとのことだが、こんな機会を逃すつもりはない。 瀬菜自身、これから何をされるのか理解した上で、覚悟を決めているようにも見える。ここまできたら性急に犯す必要はない。まだ時間はたっぷりとある。 「まだ食べられるか? 喰いたいもんがあれば作ってやるぞ?」 そう言って俺は瀬菜の隣に座り、極力優しそうに微笑んでみせた。 「いえ、御馳走様でした。先輩、お料理、上手なんですね。美味しかったです」 「じゃあ、どうする? 俺の部屋でも行くか?」 途端に瀬菜は恥ずかしそうに俯いた。部屋に行ったら即喰われるとでも思っているに違いない。 「……あの、お、お願いしてもいいですか?」 消え入りそうな声で瀬菜が囁いた。避妊のことでも気にしているのだろうか? 「何を?」 「……初めてご自宅にお邪魔して、こんなこと言うのもなんですけど」 「トイレか?」 「ち、違いますっ。……あの、お風呂、お借りしてもいいですか?」 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第072回 瀬菜に尋ねると、自宅で風呂に入ってはいるが、赤城に邪魔されたので再度入りたい、触られた場所も丁寧に洗い流したい、とのことだった。 試しに説得もしてみたのだが、一緒に風呂に入るのだけは絶対に嫌だと言う。諦める条件として、俺は瀬菜に避妊薬を呑ませた。 瀬菜が出た後に俺も風呂に入り、リビングから自室へと場所を変え、互いにベッドに腰掛けて他愛無い話をし、そうしている内に夜も更けてきた。 「そろそろ寝るか」 俺がそう言うと瀬菜は黙り込み、身体を縮込ませて俯いた。自業自得とは言え、このところ淫乱の相手しかしていなかったので、その態度は新鮮だ。 俺は瀬菜の頬に手を当て、顔を上に向けさせて唇にキスをした。 「んむっ……んっ……」 唇を合わせながらゆっくりと押し倒して眼鏡を外してやり、そっと肩を撫で、その手を首から鎖骨、そして乳房へと滑らせていく。 瀬菜は怯えて身体を硬くさせていたが、パジャマの上から胸の先を優しく擽ってやると徐々に力を抜き、甘く鼻を鳴らしてきた。 パジャマの前ボタンを一つだけ外し、そこから手を入れてブラの上から豊満な乳房を揉み、頃合を見て指を差し入れ、直接乳首に触れてやる。 指先で撫で、擦り、弾き、扱き上げてやると面白いように乳首が硬くなっていく。 恥ずかしさに耐えられないのか、瀬菜は身を捩って俺の手から逃れようとしたが、口中に舌を入れて絡ませてやると、一切の抵抗をしなくなった。 「んぶむっ……もむごっ……おぶもっ……んごくっ……むぶうっ……ごむぶっ……」 目を開けるのが怖いのだろう。きつく瞼を閉じ、恐る恐る俺の舌を舐めてくる瀬菜は予想以上に可愛い。破瓜の痛みを与える前に、悦楽を徹底的に叩き込んでやりたくなる。 俺は手早くパジャマの前ボタンを全部外して肌蹴させ、背に手を回してフリルの付いたブラのホックを外した。露出した薄紅色の乳首は尖りきっている。 そこに口を付けて舌を這わせてやると、瀬菜は腰を震わせて切なそうに吐息を漏らした。 「んはぁ……先ぱぁい……あふぁ……ダメですぅ……はあぁ……恥ずかしいですぅ……」 そう言って瀬菜は嫌々と小さく首を振ってきたが、未だ全てを俺に任せたままだ。もどかしそうに肩を揺らし、少しずつ虚ろな目になりつつある。 俺は乳首を甘噛みしながら片手を瀬菜の股間へと滑らせ、指先でズボンの上から秘裂をなぞってやった。 「あんふぁ……先ぱぁい……んくはぁ……恥ずかしいぃ……ふうあぁ……ダメえぇ……」 瀬菜の喘ぎ声はどんどん激しくなっていく。嫌がるように足を閉じては快感に耐え切れずに開き、また閉じては開き、何度もそんなことを繰り返している内に淫裂を嬲る指先が微かに湿り始めた。 「瀬菜ちゃん、もっと気持ちよくしてあげるから」 乳首から耳元へと口を移して囁きながら、俺は瀬菜のズボンに手を入れ、下着の中へと潜り込ませた。 さらさらとした陰毛の感触を確かめながら、濡れた陰唇の上、ちょこんと勃起した陰核をやわらかく指先で叩いてやる。 「あうはあっ……嫌あっ……んくはあぁ……嫌嫌あっ……くうああっ……嫌あっ……」 たったそれだけの行為で瀬菜は足を絶え間なく開閉させ、腰を上下にくねらせ始めた。陰核はかなり敏感らしく、背中を仰け反らせながらシーツを強く握り締めている。 「可愛いな、瀬菜ちゃんは。気持ちいいって言ったら止めてやるから。こんなのどうだ?」 「ふあはあっ……嫌それ嫌あっ……んくふあぁ……言いますっ……はうああっ……言いますからあっ…… うはああっ……だから止めてえっ……うふああっ……気持ちいいっ……んはふあっ……気持ちいいからから止めてくださいいっ……」 四肢を小刻みに震わせているところを見ると、こんな愛撫だけでも高みに導いてやれそうだ。指先で可能なあらゆる愛撫を駆使して陰核を責めながら、もう一度俺は囁いた。 「このまま瀬菜ちゃんののこと、イかせてあげるから」 「んあふあっ……嫌ですそんなのおっ……はくふはあっ……言ったのにいっ……ひふはああっ…… 気持ちいいって言ったのにいっ……んくふああっ……先輩ダメですうっ……あっあっ……ダメダメダメええっ……あ、ああっ……んああっ……嫌あああああああっ!」 大きく全身を反らせながら瀬菜は高く声を上げ、一時腰を前後に動かした後、力なくベッドに横たわって息を弾ませた。 大きな乳房が後を追うように揺れるのを見ながら、俺は瀬菜の頬に口付けをしてやった。 俺の妹がこんなにエロ可愛いわけがない 第073回 充分に余韻を楽しませてやってから、俺は瀬菜を裸に剥くことにした。時折恥ずかしそうに首を振り、怯えた表情を浮かべながらも、瀬菜は俺の言いなりだ。 ショーツを脱がせる時には自ら腰を上げ、濡れた秘所を隠そうともしない。覚悟を決めていると言うよりは、覚え立ての肉悦に抗えないといった様子だ。 自慰の経験くらいはあるのだろうが、誰かの手で絶頂を迎えたことなどなかったのだろう。このまま快楽を与え続けてやれば、今以上に全てを委ねてくるのは明白だ。 俺は仰向けに寝た瀬菜の脚を大きく拡げさせ、その間に座り込んで秘所に顔を近付けた。甘酸っぱい淫臭を深く吸い込みながら、包皮から顔を覗かせている陰核を舌先で擽ってやる。 「んくはあっ……先輩いっ……かはふうっ……先ぱぁいいっ……」 瀬菜は腰を小さく揺らしながら天井に向かって俺を呼び、白く濁った淫蜜を漏らし始めた。試しに舐め取ってみると、酸味が強いものの味は悪くない。 陰唇に舌を差し入れ、膣口の周囲を愛撫しながらその酸っぱさを存分に味わっていると、瀬菜は脚を震わせながら二度、三度と軽く達し、その度に粘度の高い愛液を大量に溢れさせてくる。 その反応に気をよくし、俺は夢中になって愛液を啜り続けた。 「あひはあっ……ふぇんぱひいっ……んかはうっ……もう許ひてくらはひいっ……」 やがて瀬菜は呂律の回らない口調で行為の中断を申し出てきた。秘所から口を離して顔を覗き込んでみると、半分白目となって口の端から涎を垂らしている。 しばらく放置しておいた乳首は乳輪と共に大きく膨れ上がり、触れられるのを待っているかのようだ。陰部も充分過ぎる程に濡れており、そろそろ陰茎挿入の頃合いかもしれない。 俺は服を脱ぎ捨てて裸になると、瀬菜の上へと覆い被さった。 「瀬菜ちゃん、入れてもいいか?」 「んひぁ………ふぇんぱいなりゃ……くはぅ……ふぇんぱいになりゃ……あふぁ……しゃれてもいいれふぅ……」 瀬菜は俺の問い掛けに薄らと微笑んで頷いてくれた。が、余程クリニングスの刺激が強かったのか、その表情は弛緩しており、口調も含めてまるで白痴のようだ。 腐女子という点を除けば普段は理知的に見える為、落差が著しく、それがまた何とも愛らしく思える。 俺は瀬菜の唇に短くキスをし、次いで一物に手を添えて亀頭を膣口に当てると、ゆっくりと腰を前に動かした。 陰茎はすぐに処女膜に振れ、それをそっと押し広げながら、苦痛が少なくて済むように手を伸ばして陰核を擦ってやる。 途端に瀬菜は俺の背に両手を回してしがみ付き、顔を歪めながらも甘美な嗚咽を漏らしてきた。 「くふはあっ……ふぇんぱひいっ……はうふあっ……しょれ気持ちいひでひゅうっ……」 「それってどっちだよ? チンポ、じゃねえよな? 指か?」 瀬菜は何度も小さく首肯し、更に強く抱き付いてきた。快楽に意識を集中することで破瓜の痛みから逃れようとしているらしい。 この状態ならば淫語を教え込むのも容易かもしれない。俺は陰核を擦る指の動きを早めながら、優しく諭すように囁いた。 「なら、クリトリス気持ちいいって言ってみてくれよ? ほら、ここがいいんだろ?」 「かはひあっ……クリトリフひ持ちいひでふうっ……あひくうっ……クリトリフひ持ちいひっ……んくひあっ……クリトリフひ持ちいひいっ……」 淫語を口にしながら興奮しているらしく、瀬菜はそれ以上苦しそうな顔をすることがなくなった。愛液の量も増え、もう陰茎は殆どが膣の中だ。 根元まで一物の残りの部分を押し込んでも、特に痛みを訴えるような素振りはない。そのまま俺が抽送運動を始めても、喘ぎの合間に教えられた言葉だけを唱え続けている。 どうやら麻奈実ほどではないにせよ、瀬菜にも痛みに対する耐性があるようだ。かと言って被虐的な資質が過分にあるようには思えない。 単に恥ずかしいことに愉悦を感じる性癖と言ったところだろう。自分の特殊な趣味を他人に隠しているだけに、痴態を晒し、それを受け入れてもらうことに喜びを感じているのかもしれない。 上手く調教してやれば、一人前の露出狂に育て上げることも可能だろう。 「じゃあ、次な。オマンコにチンポ、じゃねえな、オマンコにおちんちん入ってるって言ってみてくれ」 俺は瀬菜にそう告げながら、腰と指の動きを加速させた。 (今回分、終わり)